ハイト

こんにちは!

ハイト

ハイトです!

ハイト

さて、今回の挑戦ですが……

ハイト

え?

ハイト

『何か言うことはないのか?』ですって?

ハイト

え?
はっ?
えっえっ? 何?

ハイト

ちょっと…おっしゃってることが理解出来ないのですが……

ハイト

は、ハイトの夏休みの続き?
今は秋ですけども??
むしろ冬か!

おい!

ハイト

うわっ!

ハイト

ちょっと!
何ですか貴方は!

そんなことはどうでもいいからさ、皆さんに謝ろうよ

ハイト

え?
謝る!?
なんで???

いや、そういうの(茶番)もういいよ…
基本的に『お前=俺』なんだから

ハイト

いやいや、理由なしに謝罪なんて出来ませんよ僕は!

もう一度だけ言うぞ?
『一緒に謝罪してください』

ハイト

嫌だ!
で、出てけよこの不法侵入者め!!!

お前、分かっているくせに……

よし、じゃあいいんだな?
逆らうのならお前の家族関係、目茶苦茶にしてやるけど?

ハイト

そ、そんな言葉に屈しないぞ!
お前に何が出来るんだ!

あ、皆様
大変見苦しいやり取りをお見せしてしまい、誠に申し訳ございません

今回の挑戦ですが、これからご紹介する物語の『違和感』を探してみてください。

違和感の答えについては近々発表致しますが、回答方法は『○の中に当てはまる文字を考える』というものとなります

こんな感じです↓

違和感の答えは『〇字』

上記の〇の中に入る文字を考えてみてください!

よろしくお願い致します

ハイト

おい!
さっきから何を話しているんだ!
不法侵入者!!!

あーはいはい
すぐに終わらせてやるよ馬鹿野郎、覚悟しな

ママ

ハイト!
誰かいるの?

ママ

!?

やあ、こんにちは
ママさん

ママ

な、ナカネノコさん……

昨晩、ホテルではお世話になりました

ママ

あ、あはは……
ちょっと……え?

パパ

ママー
誰かいたのかい?

パパ

ん?

どうも

パパ

ママ、この方は?

ママ

……

ハイト

え……ええ?




































 全く緊張してないと言えば、それは嘘になる。


 実際、最寄りの駅に彼女を迎えに行ってから、今この瞬間まで全く会話がない。


 心の臓が弾け散りそうなほど鼓動が高鳴ってるとか、そういうことではないのだが、でも何か変な気まずさがあるのだ。


 交際していた彼女と別れて、もう三十年経つ。


 お互いにまだ遊びたい年頃だったし、あまり真剣に今後のことを考えていなかった。









 

今やそんな俺らが、立派な社会人かぁ……

ようやく口を開いたと思ったら、一発目がそれかよ!

ていうか『立派な』っていうのはちょっと違うと思いますけど

それは確かにそうだな
わりぃ訂正するわ

こんな俺らが、なんとか社会人やれてるってか
あはは!

えへへ、やっと笑ったじゃん!

ん?

さっきからずぅ―――っと、死んだカメレオンの目してたからさ

どんな顔だって
見たことあんのかよ

ないでーすよ

ま、改めて……
久しぶりじゃん栄太(えいた)

栄太

うん、静(しず)も変わってないな











 ポロッとこぼれた一言のおかげで、俺は静と話すことが出来て安心した。


 少し気分が良くなったので、車のアクセルを強めに踏んでみたり、自分の好きな音楽を流してみたりした。
 







車……買ったんだね

栄太

良いだろー
新車だぜ、ちょっと頑張ってみた

でもちょっと不思議……
今まで私と同じバカだと思ってたのに、車とか腕時計とか身に着けてる栄太を見ると、急に大人っぽく見えてくるんだから

栄太

おいおいバカってなんだよ、一緒にすんな






ピコーン!


ピコーん!


『この先、〇〇システムに注意してください……、制限速度は400キロ以下です』




今の案内何?
ドライブレコーダー?

栄太

いや、レーダー探知機ってやつ
この辺に速度違反を取り締まる装置が設置されてるっぽいよ

ちょっと!スピードには気をつけてよね!

栄太

へいへい

栄太

あ、ここで高速道路降りればショッピングモールあるけど
買い物でもするか?

あ、するする
服ほしい

よっしゃ、行くか!


























次回へ続く 

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