私はコトネという名前で執筆活動をしている。世間的にはただの不登校児な女子高生。
家から出ることも怖くて怖くて。そうするうちに部屋に引きこもるようになっていた。
・・・私は人と関わることが怖いのに。
私はコトネという名前で執筆活動をしている。世間的にはただの不登校児な女子高生。
家から出ることも怖くて怖くて。そうするうちに部屋に引きこもるようになっていた。
・・・私は人と関わることが怖いのに。
おーい、コトネー。朝だぞ。ほら、起きろ。
ずかずかと私の部屋に入り込みそう言うと肩を揺すり起こそうとする。
起こしに来たのは私の兄、雫だ。
ぶっちゃけ、うざいんだけど。
この家は私と兄、そして両親の4人暮らしだ。
両親は共働きでほとんど家にはいない。居る時は大抵両親が喧嘩をしている。
もう起きてるってば。
そんな私の悩みは、たまに変なものが見えることだったりする。
もう8時過ぎてんぞ。
え、うそっ!?
チャイムが鳴る。
コトネ、居る?
慌てて出てみれば友人の優だった。
ご、ごめん。ちょっと寝過ごしちゃって。
これはこんな感じのバタバタとした私の日常のお話。