お客様

見てコレ~梅味だって

お客様

季節限定なんだ、良いじゃん

バイト君

季節限定の物ってつい買っちゃうんスよね

店長

それより俺は、俺限定の彼女が欲しいものだね

赤ずきん

季節限定商品、今回も沢山出てるね~

中でも桜と梅が多し!!

赤ずきん

まさに旬だよね。私も買っちゃおうかなー、あのギャルさん達に混じって

お客様

お、春限定パッケージ出てんじゃん

お客様

お、良いじゃないか、パーッと飲み明かそうぜ

赤ずきん

あ……

あー、プレミアムフライデーだからな。今日は売り上げが伸びそうだ

赤ずきん

わ、私、あそこに入るつもりじゃ無かったからね?

分かってるって

お客様

お、可愛いお嬢さん! 俺達と一緒に一杯どう?

赤ずきん

行く行く~!!

思いっきり混ざっちゃってるじゃないか

お客様

もし良ければ彼氏さんもどうだい?

行く行……

赤ずきん

お気遣いのほど大変申し訳ございませんが、彼は私の彼氏ではありません

 赤ずきんがそう言い切った瞬間、重たい沈黙が流れた代わりに、俺の心が折れた音がした。

33・一杯! スーパープレミアムフライデー

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