季節の変わり目は“生ける屍”です。

冬は“冬眠”と称しながらもボチボチと鈍いながらも動く気力が僅かにあります。

季節の変わり目はそんな僅かな気力さえも無情に取り去ってしまう時期であります。

哀しみも喜びもありません。

ただただ時間を浪費する日々。
仕方ないと思うには余りにも心地よい日和が続いて自己嫌悪は容赦なくわたしを容易く崖っぷちへと誘います。 この誘いを遮断し続けながら送る日々にへたばる自分の姿は滑稽でしかありません。

それがひとつのニンゲンの姿でもあるのかもしれませんね。

ちょっとしたお絵描きでも気晴らしになる。

そんな気晴らしさえも
ままならない。

それが、現実の
「季節の変わり目」


では、また。


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