神楽柚希

プロデューサー、遅くなったところ家まで送ってくださり、ありがとうございます

神楽柚希

もう遅いですし、お食事をごちそうしますよ。現役アイドルの家でプロデューサーが食事をとっても、何の問題もないですよね♪

神楽柚希

そういえば今日は偶然、父も母も出かけておりますし、使用人も休みをとっていますが…

神楽柚希

何を帰ろうとしているのですか? 私でもお料理くらい出来ますよ。少し待っていてくださいね

神楽柚希

できました! 私の手料理です。どうぞお食べください。
…何をためらっているのですか?

神楽柚希

私の手料理が食べられないのですね… 精魂込めてお作りした …フグのお刺し身を

神楽柚希

調理免許? もちろん持っていませんよ。でも、プロデューサーのために一生懸命つくりました。それなのに…うぅ…

神楽柚希

いえ、いいんです。
所詮、私とプロデューサーは仕事上の関係… 本当の信頼なんてなかったんですね…

神楽柚希

あっ、調理中に包丁で切ってしまったこの指の傷は気にしないでください。プロデューサーのせいではないですから…

神楽柚希

…あら、本当にお食べになったのですね。どうです、フグのお味は? からだが痺れるほどおいしいでしょう?

神楽柚希

神楽家の専属コックが作ったものですから当たり前ですけどね。それと隣の部屋にいる私の父と母がプロデューサーにお会いしたとのことです

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