クリエ・エーデルシュタイン

ようやく……手に入った

クリエ・エーデルシュタイン

純性宝石……本当の純性宝石が

クリエ・エーデルシュタイン

これで、アスターもお父さんも手術を受けられる

クリエ・エーデルシュタイン

怪盗シャムロックの出番も……終わ……る?

クリエ・エーデルシュタイン

じゃあ、私は何をすればいいの?

クリエ・エーデルシュタイン

シャムロックじゃなくなって、宝石を盗む必要がなくなって……

クリエ・エーデルシュタイン

私は……何のために走ればいいの?

クリエ・エーデルシュタイン

何のためにこの力を使えばいいの?

クリエ・エーデルシュタイン

そうか……私は…………

クリエ・エーデルシュタイン

怪盗シャムロックが好きだったんだ

走っている間は、嫌なことなんて何も考えなくてよかった

クリエ・エーデルシュタイン

追ってくる騎士を撒くことに快感を覚えてた……

手に握った宝石を見て、達成感に震えて……

クリエ・エーデルシュタイン

それが加工宝石だと知った時、実は少し嬉しかった

これを理由に、また走ることができる……

クリエ・エーデルシュタイン

また、怪盗シャムロックになることができる

でも、純性宝石を手に入れてしまった……

もう、ゲームは終わり

クリエ・エーデルシュタイン

そんなの、嫌だ……

クリエ・エーデルシュタイン

私は、怪盗シャムロック……

怪盗シャムロック

これが、本当の私…………

フリーダー

そう、あなたは怪盗シャムロック。弱い人のために貴族から宝石を盗む義賊

フリーダー

さあ、手を伸ばして。あなたはここで眠っている場合じゃない

フリーダー

神が、お呼びです

怪盗シャムロック

神…………

フリーダー

私達が導いてあげる。あなたが思う存分怪盗シャムロックとして走り回れる世界へ

怪盗シャムロック

……うん

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