春日

百合ヶ丘先輩、竜ケ崎先輩、卒業おめでとうございます

百合ヶ丘

うん、ありがと

竜ケ崎

ありがとな

天王台

これからますます寂しくなりますね

百合ヶ丘

ん?天王台さんは私達が居ないと寂しい?

天王台

そうですね、お世話になった先輩ですし

竜ケ崎

そんな顔すんなよ。まだ一之江と春日だって居るだろ

百合ヶ丘

もし会いたかったら、5月と8月と12月は有明の何処かに居るから

天王台

そうでしたね

竜ケ崎

すげぇ説得力だな

一之江

でも天王台さん、いつまでも一緒に居られるわけじゃ無いってのは、わかるでしょ?

天王台

わかるけど、うん

春日

来年度は新入生に来て貰えるように頑張りましょうね

天王台

うん、そうね

一之江

ここで入らなかったら、それこそ再来年春日さんが寂しいことになっちゃうし

天王台

確かに、来年は私達も卒業している可能性の方が高いものね

百合ヶ丘

さりげなく卒業出来ない可能性を残してるね

春日

でも、天王台先輩がこんなに寂しがるなんて意外です

百合ヶ丘

確かに

竜ケ崎

高校の時もこんなんだったのか?

天王台

えっと、高校の時は一刻も早く縁を切りたい先輩か、弱いところを見せて心配をかけたくない先輩のどちらかしか居なかったので

竜ケ崎

縁を切りたい先輩は何をしたんだ

春日

ところで、天王台先輩が寂しがってますし、何か一言残していってくれませんか?

竜ケ崎

一言?

百合ヶ丘

そんな気の利いたことは言えないよ?

一之江

気を利かせる必要は無いですよ

春日

心のままにどうぞ

竜ケ崎

そうだな、俺らももう子供じゃ無いからある程度自由効くし

百合ヶ丘

うん、だから卒業してからも

どこかで会おうね

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