佐藤

さて、お嬢様を逃がそうって時に、、
まったく何人いやがる、、

クソォ、、ガキ共、、、
アリサ様は必ず保護しろ!
ガキ共は必ず始末だ!
殺せ!!

護衛達が佐藤達に立ちふさがる

鈴木

ねぇ、、佐藤君、、

物陰に隠れながら護衛達に発砲する佐藤

佐藤

どうした、女鈴木?
忙しいんだが!

鈴木

さっきから鈴木君が相手を殺したがらないの!
どうしよう!!

アリサ

どうして、、、

鈴木

困ったわ、、
だからさっき佐藤君を盾に、、、

佐藤

冗談じゃない、俺一人で二人を守れる訳が、、、

鈴木

どうしよう、、、佐藤君、、

鈴木が涙目になる

佐藤

おい!ヒヨるな!
冗談じゃない!!
おい!鈴木!「鈴木」!!

鈴木

う、、く、、、
こんなに彼が僕の心を守ってくれたなんて、、、体が前に出て行かない、、

金髪の方を狙え!
手ブラだぞ!!

護衛達の発泡が鈴木に集中する

鈴木

これじゃ、、、僕が、、、
佐藤君の足手まといだ、、、
こんなんじゃ、、、

佐藤

鈴木!加減をして相手を倒す事を考えろ!
そっとでいい!何か投げてみろ!

鈴木

加減、、して、、、?
これ、、くらいか、、な?

鈴木は落ちてるガラスを拾い護衛達に投げる

あぐぁ、、、
なんて早さで、、、

ガラスが護衛の一人の肩に刺さりその場に座り込む

鈴木

よかった、、
死んでない、、

佐藤

やれば出来るじゃないか
さて、その調子で牽制頼むぞ!

座り込んだ護衛の頭を撃ち抜く佐藤

ああが、、、

座り込んだままの護衛が動かなくなる

アリサ

佐藤さんは、、、
躊躇わず殺すのね、、

佐藤

殺し屋だからな、、、
今は何よりも君を守る事が最優先だし

鈴木

こんな協力しか僕は出来ないのかな、、

佐藤

充分だ鈴木
殺しを躊躇してる間にお前に死なれちゃ困るからな
お前が牽制してる間に俺が始末する

鈴木

すいません、、、佐藤君
あれだけ偉そうな事言ったのに僕、、

佐藤

いや、今は逆に気分いいさ

アリサ

佐藤さんはなんで、、、
こんな躊躇なく人を殺せるの、、、
一体過去に何があればこんな生き方、、

佐藤

アリサ、
ボサッとするな
流れ弾に当たられちゃ元も子もないからな

アリサ

え?、、あ、、はい!

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