ネコちゃんに聞いてみた

ようやくネコちゃんと連絡がつきました。
それで、久しぶりに会えました。

佳純

今、ネットでお話書いててね、ネコちゃんのこと書いてもいい?

ということが聞きたかったからです。
ネコちゃんは、

いいよ~

と、快諾してくれました。

※ 出ている人には可能な限り許可取っています。

佳純

ついでになんか、
怖い話ない~?

あるよ~
いっぱい~w

佳純

わ~いw
教えて~

ここに載せる許可を取りつつ聞きました。

一番最近のは、
職場での話かな?

ネコちゃんは、食べ物屋さんで働いています。
その2階の女子トイレの話だそうです。

2階の女子トイレは1個しかないらしく、ネコちゃんがそのトイレに行こうとすると、ふさがって鍵がかかっていたそうです。

女性の従業員はネコちゃんも含めて3人。
その3人は、全員外にいたそうです。

お客さんはあまりそのトイレを使わないそうですが、まれに使ってしまうことがあるらしく、その時もそうかと思っていたそうです。

けれど、いつまで経っても出てこなかったので、ノックをしたそうです。

はい

知らない女の人の声がしたそうです。

あ、入ってるんだ

たまに、誰も入っていないのに、鍵がかかっていることがあるトイレだそうでが、声がしたのでそうではないと思ったそうです。

3人の女性従業員は、霊感ある人もない人も、全員その女の人の声を聞いたそうです。

けれど、いくら待っても出てきません。

ネコちゃんは、そのトイレが見える位置で仕事をしていたそうです。

お客様
大丈夫ですか?

10分くらいして声をかけてみたそうですが、返事はなかったそうです。

お客様、申し訳ありません。
開けますね。

具合が悪くなっているという可能性もあったので、ネコちゃんは鍵を使ってトイレを開けたそうです。

誰もいなかったそうです。

佳純

もっとすごいのない?

………………。

じゃあ、
家に帰るときの話でいい?

佳純

うん。
なんでもいいよ~。

ネコちゃんがその職場から家に帰るのは0時近くなることが多いそうです。

今日も遅くなっちゃった……

そう思って、いつも通る道を歩いていたそうです。

あれ?
人がいる……

駐輪場にバイクが置いてあって、それにまたがっている女の人がいたそうです。

誰か待ってるのかな?

駐輪場のあるアパートの住人を待っているのかと思って、あまり気にならなかったそうです。

けれど、その上の街灯が、チカチカしていたそうです。

あれ?なんでこの人、
ジャケット着てるの?

夏なのに、あったかそうなジャケットを着こんでいたそうです。
それで、霊だと気づいたそうです。

見てはいけない。

そう思って、まっすぐ前を見たまま歩いたそうです。

だいたいそこくらいの距離で……

佳純

……

ネコちゃんは、隣の席のイスくらいのところを指さしました。
だいたい1mくらいの距離です。

佳純

すごく近くない?

そうなのよ

はっきりと見える幽霊のすぐ横を通らなければいけない恐怖……。
しかも、気づいたことを知られてはいけません。

(理由は「憑かれてないよね?」にある通りです。)

気が付いてからは、絶対にそっちはみないようにした。

その人後ろ向いてたんだけど、ミラーを見たら顔、見れそうな感じで、絶対に見ないようにしたの。

佳純

そのバイク
乗っても平気なの?

バイクの持ち主は、そのバイクに乗っているはずです。

さぁ?

そのバイク、しばらくはその駐輪場にあったんだけど、いつの間にかなくなってたよ。

理由はわからないそうです……。

佳純

こわ~い

佳純

他は?

こいつは……

前の職場で、
仮眠してた時の話

佳純

いっぱいあるな

佳純

そこ、オバケいっぱい出る
って言ってなかった?

うん

ネコちゃんの前の職場はいっぱい出ると、まだそこで働いていた時に聞いたことがありました。

そこの仮眠室で寝ていた時の話だそうです。

佳純

よく
寝れるね。

疲れてて
起きてられなかった。

幽霊の恐怖よりも、働きすぎで眠くてしかたがなかったそうです。

なんか、子供が手を伸ばしてきたんだよね。

佳純

ネコちゃんの仕事場に
子供なんているの?

そこはお店だったのですが、1回行ったことがあります。

生きてないよ

佳純

ああ……。

疲れてたから、
その手をはたいちゃったんだよね。

佳純

はたけるんだ

起きてから、仕事場に行くと
霊感が強いおじさんがね

ネコちゃんの前の職場には、よく面倒をみてくれる霊感が強いおじさんがいたそうです。

お前、何憑けてきた!

って言ってきて、
仮眠室でのことを言うと

今日、寝るとき
枕元にコップ一杯の水を置いておけ

って言われて、家に帰って寝る前にコップに水を入れて置いたのね。

佳純

うんうん

朝、起きたら……

1/3くらいまで減ってた。

一晩でその量、
蒸発しないよね。

佳純

しないね。

そのことをおじさんに言ったらね

水子は水が欲しいから寄ってくる。恨みを買っている場合でなければ、水をあげればだいたい離れる。

って、言ってたよ。

佳純

……親切なおじさんだね

うん

そのおじさんは、職場を変わった時に、違うところに行ってしまったそうです。

ちらっと私の職場にいたおじさんを思い出しました。
1職場に1人くらいいるのでしょうか?

霊感が強い、助けてくれるおじさんというものは。

いくつか話を聞いて、

佳純

じゃあ、これをまとめて
載せてみるね

と、ネコちゃんに言いました。

佳純

でもこれ、夜中に思い出すの、
嫌だな……。

と言うと、ネコちゃんは苦笑いしていました。

今、書いているのですが、右肩が鬼のように重くて痛いです……。
マッサージしても治らない……。

夜中に書くんじゃなかった……。
とりあえず、続けます。

佳純

あとさ、私が鞍馬山で撮った写真、
ネットに載せても大丈夫かな?

と、聞いてみました。

やめといたほうがいいよ。
すぐに消去したほうがいい。

真面目な顔で言われました。
実は、以前もそう言われています。

佳純

キラキラな方もダメ?

あっちならいいかも。

佳純

じゃ、探してみる。

ネコちゃんにお礼を言って別れて、家に帰ってあの写真を探しました。

コンセントも抜いてあり、配線も外れていたのですが、1時間ほどかけてつなげて、パソコンを立ち上げました。

佳純

あれ?
ない……。

たぶん、ここだろうと思っていた場所に、それらしいものはありませんでした。
ざざっとほぼ全域を探したのですが、見つかりません。

佳純

消しちゃったのかな?

探していると、頭もクラクラしてきたので、探すのをやめました。

佳純

誰かがなんとかしてくれたのかも?

そうは思いましたが、真相はわかりません。

ネコちゃんに聞いてみた

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