朝っぱらから
妹の叫び声が
寝室に響き渡る
どうやらまたなにかあったらしい
もうあの人形はここにはいないはずなのに
ぎゃあああ!
また!?
捨てたんじゃなかったの!?
朝っぱらから
妹の叫び声が
寝室に響き渡る
どうやらまたなにかあったらしい
もうあの人形はここにはいないはずなのに
へ??
…
そこにはおとうが
すててきたはずのにんぎょうが
鎮座していた
まるで何事も無かったかのように
あきらかにおかしいので
おとうに聞いてみるも
あ??
ちゃんと捨ててきたって
あんな人形わざわざもってかえってくるわけないだろ??
らしい。。。
なんてこといいつつ
そこそこいい人形なので
こっそり持って帰ってきたんだろう
と
その時は思っていた
まぁ
結局こうなるわけで
自分で捨ててこれば
まちがいない。
少し怖かったけど
少し遠くのゴミ捨て場に
人形を置くと
合掌して
ごめんなさい
と
謝って
一目散にその場を立ち去り
家へ飛んで帰って
玄関を開けた
ら