これは私が小学校６年生の時の話です。

修学旅行の時、電車内で同じ班だった
友達２人を写真に撮りました。
写真に撮ったY君は
当時左手を骨折していました。

当時はデジカメや写メといった物はなく、
写真と言ったらインスタントカメラでした

写真ができあがり、写真を友達に見せました

電車の中でお菓子を食べる
普通の写真。

だったんですが、一緒に写真を見ていた
友人Aがこんなことを言ったのです

Y君とS君の間、少しY君寄りに
背景とマッチしない青っぽい
顔のようなものが写っていたのです。

顔の下には手招きしてるような形で
手らしきものが写っていました。

見間違いと言えば見間違いにも見える

でも、背景や人物が窓に映りこんだにしては
とても不自然にも見えました。

当然、クラスでこの写真は話題に。

他の顔はたぶん、目の錯覚だと思います。
人間は３つ点があったら顔に見えるって
よくいいますもんね…！

心霊写真なのかわからないけど
写真を持ってるのが怖いけど
どうしたらいいのかわからず
数ヵ月が経ち冬休みに。







冬休みが明け、学校に行くと
驚くべきことが起きていました。

Y君、再び骨折！

しかも同じ腕、同じ個所を骨折したそうです。

よく、骨折した部分は強くなるって
聞きますが、また同じところを折るなんて

写真の顔らしきものは
少しY君側に寄っていました。
顔の下には手らしきものが写ってた
Y君の左側に顔が写っていた


ただの偶然なのかもしれません
そもそも心霊写真かどうかもわかりません


クラスでは

「あの写真のせいだよ…」
「供養してもらいなよ」

という声が飛び交っていました


でも当時私は小学生
ネットも普及していないし
どこに供養をお願いしていいのかわからない



その後、たまたま見ていたテレビで
心霊写真を募集しているのを見つけました
写真は供養するという記載も
急いでメモをして写真を送りました


写真が手から離れ、私はホッとしました。

その後何も無かったので安心しました。




今でもあれは心霊写真だったのか疑問です





読んでいただきありがとうございました！