佐藤

君はこの界隈で流行りの薬を売りさばいていたな?若い奴らに流行っていた薬だ

ユキエ

そんな、、デタラメです、、

佐藤

理由は嫌いじゃない
近くの古い孤児院の運営の為だって調べはついていた

ユキエ

、、、、

佐藤

だが、たまたま薬の乱用し続けた若者の一人が、殺人を犯した

ユキエ

!?

佐藤

君がした事は誰かの幸せに繋がった
だけど一方誰かを不幸にした

ユキエ

そんな、、子供達の為に、、私、、

佐藤

結果、殺された人間の家族の願いは不幸を撒き散らした者への死だ
納得できたかい?

ユキエ

しょうがなかったの、、子供達の為に、、、私が、、、皆の為に、、そうじゃなきゃ、、誰が、、子供達を、、

佐藤

それこそ神様とやらが助けてくれたんじゃないのか?

ユキエ

そんな綺麗事、、、

佐藤

すまない、、
さて、じゃあそろそろお別れだ

ユキエ

そんな、、待って!最後にあの子達に、、!

佐藤

祈りな、また会えるように、、

乾いた音が響き渡る

佐藤

しまった、、

ユキエ

ああ、、、あ、

ユキエの服の胸部から血が滲みユキエはその場に倒れこむ

佐藤

普通なら頭を狙うんだけどな
シスターなら、祈る時間が欲しいだろうと、変な優しさが出たな

ユキエ

ああ、、、神、、、よ、、、
お助け、、下さ、、い、、

佐藤

俺は死ぬ時は実感がある方が恵まれた死に方だと思ってる
じゃあね、ユキエ

何かをつぶやいていたであろうユキエはついに動かなくなる

佐藤

やれやれ朱雀さんは容赦がないとか言ってたけど、充分優しいだろ、俺

動かなくなったユキエを背に佐藤は教会を後にした

pagetop