どうします？

細井さんの自宅まで向かいます

では、普通の一軒家ですね

インターホンをぽちっと

では、おそるおそるドアが開き、女性が顔をだします。

どちらさまですか？

不安そうに将宗を見つめます

あ、どうも突然。
自分、小説家兼トリスタンの派遣退魔士をやってる雨河将宗と申します。
今回、貴女が襲われたとお聞きしてお伺い致しました。

あなたがトリスタンの退魔士……
わかりました、ここではなんですので、どうぞ中に……

案内されますが、どこか将宗を恐れているようです。

あ、お邪魔します。

と言って中に入ります
　近くに人が居ないか確認してから

一応確認しますが、闇の者？の方なんですよね？

ええ、先祖は。もう大分、血は薄れています

　コーヒーをだしてくれますが、手がかすかにふるえています

・・・ああ、心配なさらず。
自分の方がよっぽど化け物なので。

といって腕を異形化させて見せます

いやあああああああああああああ

美香は絶叫してあとずさります

（将宗）えっ！？

（辰也）
　 あっ・・・

（亮平）
　 あれ？

（将宗）
　地雷そこ！！？

（ＥＭ）
　シナリオの通りなんだけど、いま、僕は、異能に怯える闇のものっていうレアなケースを見ている。

（亮平）
　 今日はみんな地雷ふみまくってる

ああああああ！
ちょっ！お、落ち着いて下さい！！
襲ったりしませんから！！！
ね？？
自分、女には優しい人だと自負しているんんで！！！
だから安心して下さい！！！

す、すみません。あの時の事を思い出してしまって

彼のためにも、ちゃ、ちゃんと話さないと

いろいろな感情をぐっと抑え。

なんでも聞いてください

【障壁判定】を開始します

【データ】
力１０
能力４：グランの力　[召喚]
能力３：覇王拳法　[戦闘術]
能力２：集氣練　[気操術]
能力１：死の威圧　[幻影]

能力４：グランの力で異形化せずに、自身に対する相手の不信感や恐怖を消し。能力２：集氣練で温かい気を部屋に流し込みます。能力４＋２

では、２Ｄ６＋６でどうぞ

障壁：恐怖心（２）

私も蛇の血は引いているけど、それほど濃くは受け継いでいないの
私の男友達だった勇一も、鬼の血をまじっていたの

あの日、はじめて2人でデートにいったんだ、その時、あの女がやってきたの

全身は炎になったあの女を
私は恐怖で動けなくなった。
一人で逃げればよかったのに、勇一は動けない私を助けるために、あの女に特攻していったの。

角を生やした頭で、あの女の胸辺りに突撃して

そしたら、一瞬、炎がやんだの

私は必死になって逃げた。
でも、炎が解けたのは一瞬だけだった。
振り返った私がみたのは、炎の中、灰になっていく勇一だった。

そんな勇一を見て私は……、彼を見捨てて逃げだしてしまったの……

美香は泣き出します

それは・・・辛かったでしょうね・・・

ただ、逃げたのは悪くない。彼は貴女を護る為に闘ったんだ。
そして、今貴女は生きている。
男として、女を護れたのなら彼も本望でしょう・・・

ですが、ここで過去に囚われてはいけない・・・これから貴女が幸せになることを彼も望んでいる筈ですよ？

ありがとうございます

泣き出して、思わず美香は将宗に抱きつきます。

（あ、恋愛感情はいっさいないです）

！？・・・・！？！？・・・・

口をパクパク

・・・・・ぷシュウ

顔を真っ赤にして気絶しました

（将宗）
　心臓？

（辰也）
その可能性が高いですね

（将宗）
　ハートキャッチ(物理)かな？