留学生のマイクが京子の家に
やってきたのは京子が高校
2年のときだった。
留学生のマイクが京子の家に
やってきたのは京子が高校
2年のときだった。
これから3カ月間
よろしくお願い
しま〜す。
女子学生を希望していたのに
なぜか男のマイクがやって来た。
こんにちは私たちが
ホストマザーと。。。
ファーザーです。
男子学生では困ると一旦は断ったのだが、他に
行く所がなく困っていたので次の受け入れ先が
見つかるまで、取り敢えずマイクは京子の家に
ステイすることになったのだった。
どうぞ上がって。
はい。
ありがとうございます。
ドンドン
!?
しかしもし、滞在中になにか問題が起きたら
いつでも協会に相談して下さいと言われていた。
だからこれが暫定的なホームステイであることは
マイクも了解済みだった。
ハーイ、マイク
わたし京子よ。
キョウコちゃん。。。
ですね。
かわいいです〜。
...ドッキン...
さすがアメリカ人、
お世辞が上手いわ!
でも、、、悪い気しない。
お世辞だとわかっていても
京子はうれしかった。
ところでキョウコちゃんは
何年生ですか?
えっ?
あっ、
2年生。
マイクと同じ高校2年だよ。
可愛いと言われ舞い上がっていた京子の頭の中
ではすでにドキドキするような青春ラブストリー
の幕が上がり始めていた。
そして。。。
小学校2年生ですか
かわいいです〜
幕はすぐに閉じた。。。
ぱたん。。。
。
。
。
あはははは〜
やだマイク、これでも京子は
マイクと同じ高校生なのよ。
えっ!
ここで始めて重大なミスを犯したことに気づいた
マイクは大いに慌てた。
終わりました
終わりました
これでもう
ここでのホームステイは
完全に終わりました。
そして今日から僕は
ホームレスです。
ホストファミリーに嫌われないようにしようと
頑張っていたのに、こんな大きなミス!
マイクはどうにかしようと言い訳を考えるのだが
焦れば焦るほど頭の中で日本語がごちゃごちゃに
なっていった。
そんなマイクに。。。
さらなるミスが!
オーマイガー
マイクはもうパニックっていた!
そしてなにがなんだかサッパリわからない状態に
なっていた。
だからマイクは。。。。
だからマイクは。。。。
こんなわけのわからない行動を
取ってしまったのだった!
!?
. . .
帰るか?
アメリカに。。。
続く