ミィタン帰宅…トオルと茜、瞳、渋谷駅前。

[迷惑かけた?大丈夫だった?]

トオル

[全然。むしろ助かったよ。ありがとね]

[いやいや、わたし達ホントーに何にもしてないし…]

トオル

[いやいや、ホントいつもありがとね]

[……]

茜、突然泣き出す

[ちょっ…どした?茜ッチー?]

茜、泣き止まずうずくまる。

トオル、かがみ込み茜の頭撫でる。

[あー、裏山ー(*1)…]


[エグッ…ウグ…ご、ごめん…ごめんなさい…な、なんか…ウゥ、グスッ]

トオル

[うん。分かってる…茜ッチはいい子だ]

茜[ウゥー…グスッ…ヒグゥー…]
茜、首を振る。

[ちょっ…茜ッチ、まさかマヂ泣き?え?ちょっ、なんで?えー?どっか痛いのー?]

(*1裏山;ウラヤマシイ)

pagetop