私の嫁いだこの地域は、古い家屋が多く

石を投げれば親戚に当たるという土地柄です。

高齢者率も高く

いろいろと学ぶところがあります

ピンポ〜ン♪

は〜い

敬老会のおじさん

こんにちは、おばあさんたちはいないよね。

姑たちに用事があって来たのに

イキナリ「いないよね。」

と否定的に話が始まる。
 
しかし、この言葉は奥ゆかしく

「おばあさんたちに用事があって

突然、連絡もなしに来てしまってすみません。

いらっしゃらなくても結構ですよ、ご心配なく。

いらっしゃらないようでしたらまた来ますから。

本当にご心配なく。」

というたくさんの含みがあるのです。

これに近い使い方で…

近所の姑

白菜の漬物をたくさん作ったんだけど、こんなの若い人は食べないわよね。

と、これまた否定的にお話が始まりますが

お年寄り特有の謙虚さがにじみでています。

しかし、

ファッジさん、裏縁側はずっと掃除していないわよね。

とか…

おばさん(姑の妹)

ファッジさん、お彼岸のお供えまだ用意していないわよね。

…といった使い方は、同じ高齢者の否定形ですが

なにやら突き刺さりますので、

姑が嫁に使う時はご注意ください。

そこで相手にプレッシャーをかけない話し方を

マスターすれば子育てにも

何か役立つかもしれません。

 
 
さっそくチャレンジ。

まだ宿題やらないんだよね、

長男

あったりめーだ!

次男

あったりめーだ!

嫁vs姑同様、子どもにもこの奥ゆかしさは

通じなかった。 

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