私の名はもこ。


今、ママがお風呂から出て、体を拭いているところなんだよね。
そこにそぉーっと近づいて、今日こそママを驚かせてみたいと思います。


では、行ってくるね。

















ももママ

あれは……
モコだな。
あそこで何してるんだろう…




もこ

ママ、気づいてたの!?

ももママ

ごめん、パンツもってきてくんない?

もこ

あ、うん。








今日も失敗しちゃった。
なんですぐに気づかれちゃうんだろう…。
絶対にバレないと思ったのに。
ママって勘がいいなぁ。






ももママ

ちょうどパンツがなかったから助かったわ。

ももママ

それにしてもモコは一体何しに来たんだろう?

もこ

はい、ママ。
パンツ持ってきたよ。

ももママ

あ、ありがとう。
ところで私に何か用事があった?

もこ

え?
別に何もないよ。

ももママ

……………。







もこは私が風呂から出るタイミングで現れることが、たびたびある。
ひとしきり喋って去ることもあれば、今のように何の用もなしに去って行くこともある。


そして今回、ただのパンツ運び屋となったわけだが…


一体いつも何しにやって来るのだろうか…


謎だ。






ももママ

そしてなぜ、ど派手なショッキングピンクのパンツをチョイスしてきたのかも…謎だ。
このパンツ久々に履くし。
恥ずかしいわ。








もこ

次こそ驚かせてみせるぞ。






ももママは、もこが驚かせにやってきているとは知らない。




もこは、自分の姿が完全に隠れていると思っているが、いつも影と気配で完全にバレていることを知らない。












ただのパンツ運び屋となった訳

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