先日の一件もあり、過去を振り返った若葉君。
僕は何故IT業界にいるのか?
僕はこの会社に必要とされているのか・・・。

若葉

なんでココに居るんだろう?

君はプログラムが本当に好きだね。

若葉

あっ、先生!
コレ、面白いですよね~。
プログラムって無から有の創作物が作れるじゃないですか~

無から有なんて表現する子、初めて会ったよ。

若葉

えっ、そうですか?

それにしても、
授業でやってない技術使ってるけど
何処で覚えたの?
若葉君って、
つい最近プログラミング習い始めたんだよね?

若葉

それは、この取説を見て書きました!

ボロボロじゃないか。
ハハ

若葉

やりたい機能とかを調べてるうちに
本が擦れてボロボロになっちゃいました。
まだ貰ってから2か月も経ってないに・・・。

そうか・・・。
それだけ読込んでいるのなら、
授業暇じゃないか?

若葉

そんな事無いです。
所詮独学ですので、
授業を聞いてもっと理解しないと
やりたい事が出来ないんです。

今後もその調子で頼むな!

若葉

はい

家にパソコンが無かった若葉君は
学校の授業用に購入したポケコンに向かって
黙々とプログラミンをしていた!

若葉君にとっての学生時代は、
playerからmakerへ変わる時期となった。

ポケコン(某S社製)

若葉

なんでココに居るんだろう?

今日のゼミのテーマは、
検索エンジンについて勉強します!
・・・であるから、我が研究室では
ユーザにとって有益な情報しか
ヒットさせない研究をします。

若葉

RDFとか
セマンティクスとか
オントロジーとか学んだっけ

若葉

ここで初めて、
JAVA言語を使ったプログラミング
したんだっけなぁ~。

若葉君はこのゼミを経てWebについて真剣に学び
世の中で動いているシステムに、
興味を抱くようになった。

このころには
ゲーム作りの仕事にも興味があったが
Web系のシステム作りにも興味を抱いていた。

そして、今がある。

若葉

あっ

度重なる疲労で、うたた寝をしていた若葉君。
時計の針は3時を指していた。

若葉

そろそろ、寝ようかな。
明日は日曜だから、
誰も出勤しないしなぁ~。

こうして、その日の仕事にキリをつけて
眠りにつく若葉君。

そして、月日は流れて・・・。
若葉君は依然からの夢であった
ゲーム制作をすべく会社を辞めて
スマホアプリの仕事に就くために奮闘する。
そのお話しは、また今度。

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