怖いものや不気味なものを見ると

夜寝れなくなってしまう

なんて言ったら子供みたいと馬鹿にされるだろうか?

考えないようにしようとすればするほど

脳裏によみがえる。

それは一回始まるとなかなか抜け出せないのだ

昔見たトラウマシーンだったり

怖い不気味なものまでよみがえってくる

安心できるはずの自分の部屋が妙に怖くなって

クローゼットの中やベットの下を確認するほどまでに

精神がやられてくる

僕はおかしいのだろうか?

時折そう思えてしまうのは

決まってそういうときには目を閉じると

横になっているはずなのに立ちくらみをした時の感覚

眩暈ともとれるような・・・

そうビックリハウスに入った感覚だ

家、部屋がぐるぐる回っていて

いや、自分の横たわっているベッドが回っているのだろうか

目を開くとそれは収まる

この気味の悪い感覚から抜け出したいともがけばもがくほど

どんどんそれに浸食されていく

頭の中に声がこだまして消えない

何かに取りつかれたかのような感覚にもなってくる

隣の部屋には誰もいないのに誰かがいるように思えてくる

ドアが開く音がする

トントン
トントン

とノックをする音が聞こえる

これじゃあさっき見た話しの主人公みたいじゃないか


そんな幻想に囚われる

ああ、今日はまだ眠れないのか

耳を塞ぎ目を閉じても

耳を澄ませ目を開いても逃げ場はない

そう、逃げ場はないのだ

あははははははは

僕の部屋(ホラー)

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