七瀬七海

What the hell!

八田八千代

ちょっと、ななみ!

「口汚い七海」通称、
「口きたななみ」が出てる!

八田八千代

落ち着いて!

七瀬七海

Holy mackerel!





Holy mackerel !

Holy mackerel!










担任・三又又三

ということだ。

みんな仲良くしてやってくれ

どういうことだ…

分田半蔵

よろしくお願いします!

担任・三又又三

ほんじゃ、半蔵の席は…



窓際の後ろ、あの開いてる席ね

分田半蔵

はい! 向こうですね

分田半蔵









八田八千代

What the fuピィィーーーーーーーーーーーーー

七瀬七海

露出高めね。具が見えちゃってるわ

八田八千代

半蔵くん!? ちょっと!

分田半蔵

はい? なんでしょう?

八田八千代

あの…その……、
あんまり左を向かないでもらえると…

分田半蔵

左…??

八田八千代

ああ!!訂正訂正!君から見て右!右!

七瀬七海

ストリエ上では修正されてるけど、
私たちは無修正で対峙してるの。

八田八千代

先生!
席、廊下側にしましょう!!

(そしたら左(彼から見て右)を向かずに席に着けるから)

担任・三又又三

そうか…。
じゃあ廊下側の一番前開いてるから、そこで。

半蔵、いいか?

分田半蔵

僕は構いません

分田半蔵







フォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
イケメンよぉぉおおおおおお!!

七瀬七海

イェ

八田八千代

やったぜ


































八田八千代

嗚呼! 我々は愚かであった!!

八田八千代

なんとも短絡的な判断を下した、過去の自分を猛烈に恥じる!

八田八千代

左半身のない彼が、廊下側の席、すなわち黒板を正面に右側の席に着くということは、

八田八千代

常に断面が我々に開かれているということだ!







分田半蔵

七瀬七海

判断を誤ったな八千代よ…。
そなたとしたことが

八田八千代

しかし、彼に罪はない!
三度、席を指定するなど、我々のエゴだ!

八田八千代

彼に心地よくクラスになじんでもらうためには、新学期早々、我々のエゴを彼に押し付けるわけにはいかない!

七瀬七海

見上げた根性だぜ…八千代……

八田八千代

グロ耐性のないクラスメイト諸君!
どうかこの苦難、耐え抜いてくれ!


ゲロ袋は学級費で購入し、日に3枚支給する!

これも分田くんのためだ…
















分田半蔵

先生!

担任・三又又三

なんだ?

分田半蔵

席、窓際に変えてもらっていいですか










七瀬七海

ああッー! 半蔵くんに気を遣わせてしまったのかーッ!? まだ名前しか知らない、でも中身は知っている転校生に気を遣わせてしまったのか―ッッ!?










分田半蔵

あの、僕見ての通り左目がないんで、右側の席では黒板が見えないんで

担任・三又又三

そうか、ならしかたないな。
みんないいかー?















八田八千代

七瀬七海

二川浩二











分田半蔵

みんなやさしいなあ












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