だめだなぁ
だめだなぁ
はぁあ、つかれたなぁ
よく、がんばってる
脳みそがパンクしそうだぜ
そう
相変わらず
薄いリアクションだなぁ、お前
……
ちょっと、休憩するか
うん
……
お前、まだ帰ってなかったのか
うん……
一樹くん
ちょっといいかな?
ん?
っ
なるほど……
今更、自分のしてるコトに
疑問を持ったわけか
賢治くん
とても、迷惑してると思うの
私、嫌われちゃったかな……
らしくねぇコトいうな
私だって真剣に考えてるよっ
いろいろ……うん……
私のせいなのに
私は何もできなかった……
あいつ等は強制されて
お前に手を貸してるわけじゃねぇぜ
好きでやってんだ
でも……
ま、石塚の奴は
災難だったが
お前が気に病む必要はねぇよ
そう、かな?
納得いかねぇなら
一言、謝ってこいよ
アイツに
お、怒られたりしないかな?
さー
どうだろうな
うぅ……
って、冗談だよ
普通に許してくれるだろ
ほっ
それじゃぁ、一樹くんを信じて
賢治くんと仲直りしてくるね!
仲直りとはまたちげぇだろ
ありがとう、一樹くん
相談に乗ってくれて
いや、俺は別に
そういえば、賢治くんを
助けてくれたお礼も言ってなかったね
……私
あれは……
まぁ、ダチだから
当然のことをしたまでだ
それでも、私は感謝してるんだよっ
ありがとう、だけじゃ足りないくらい
んぁあ
やめろやめろ
そういうの慣れてねーから
えへへ
んじゃ、俺はそろそろ
教室に戻るわ
うん!
またな
また、明日ね!
つづく