キャーーーー、変態っ!!

俺は、周りに友達などいなく1人教室の机に突っ伏していた。
友達などいても、何の利益もない。損の塊だ。

は!?俺はただ机に突っ伏していただけじゃん!!

そう、俺はよくこういうのがある。
ちょっとでもクラスの女子を見やればすぐこれだ。
俺、人気者だな。

うわ、しゃ、喋った………!キモッッ
!!

だったら俺に近づくな。こっちだってお前となんて話したくないんだよ。

哀想。
また俺は机に突っ伏し直した。

ね、ねぇ、ごめん。私、ちょっと調子乗っちゃったかも。許して…くれるかな?

うん。いいよ。
駅前にできた新しいお店があるんだ。
パンケーキのお店。行こうか。
…………ん?目が開くぞ?って事は────

夢じゃねぇ!!はぁ!?なんだよこれ!おいおい、俺、異世界にでも飛ばされたか!?それとも、これは死後の世界かなんかか!?いやいやいやいや、げほっげほっげほっ………。

大丈夫!?ちょっと!保健室連れてくよ!

俺はそのまま、気を失ってしまった。

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