パーティーするなら、七海にプレゼントを渡しても……お、おかしくないでしょ

だからプロデューサー、一緒に何をあげるか考えて欲しいの!


うまく誤魔化そうとしながらも、理名は相方の七海にクリスマスプレゼントが渡せる良い機会として、クリスマスパーティーを使いたいらしい。
誤魔化さなくたって、七海へのプレゼントをあげたい気持ちは応援してあげるというのに。
だが、非常に困ったことになった。
それはーー

せっかくのクリスマスパーティーだし、理名にも何かあげたいな

プロデューサー、ありすにプレゼントとかよくあげてるしそういうの詳しいでしょ?

よくわからないから助けると思って


さきほど、同じ理由で七海からも相談を受けたのだ。
といっても、どちらも断る気はさらさらない。
お互いに、そんなところは不器用なので可愛いなと思う。

では、ひとつ。こちらからのサプライズをしてみよう。

……え!?七海!?

びっくりした。プロデューサー?


せっかくなのだ。お互いに一緒に買い物をして、プレゼントを決めようじゃないか。

これじゃサプライズにならないじゃない…

でも、何をあげればいいか悩んでたから理名の喜ぶものがあげられるのは嬉しいよ

うっ……七海かっこいい…


理名が倒れそうなのを支えつつ、3人で楽しくお買い物。
せっかくなんだから、楽しく喜ぶものを買う機会も捨てたもんじゃない。

りゃなそんのおはなし。

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