僕はサウスが嫌いだ。
だって、僕の好きな
あの娘に気に入られてるから。
あの娘は
赤の似合う素敵な娘。
真っ直ぐな性格で
芯がはっきりしていて
いつも方向を見失わない。
だけど、サウスは
そんなあの娘を惑わせる。
一緒に産まれた僕らだけど
僕はサウスを許せない。
僕は我慢できなくなって
あの娘に伝えようとした。
でも、あの娘は
僕から逃げていった。
形は違えど
僕もあの娘を惑わせた。
僕はあの娘を諦めた。
気持ちを伝える事すら
出来なかったけど
僕はあの娘との別れを
決意した。
さようなら。
愛しの君。