目前に近づく恐怖に不安を覚えつつ


いつものように一口牛乳を腹に入れるとなり携帯チェック。


メール無い…



問い合わせをすると…




失敗。。





携帯が止まってしまったようだ。



それにしても体が重い…


何もしたくない位頭も痛い…


ふと横に目をやると倒れた薬壜が…



自分でも気が付かないうちに飲んだようだ。



今のこの状態はこのせいか…と。



まてよ、もしかして自分を殺そうと影が飲ませたのだとしたら…

体中から汗が吹き出してくる…






頭の中ではあの声がくりかえす









「殺せ」









動悸が激しくなり…

頭が真っ白になり段々声が大きくなる…



僕はおもむろに姿見の前に立った。



そこには僕の姿がうつしだされていた。。





いや…これは本当に僕なのだろうか??




右手を挙げてみる…




鏡の中の僕もあたりまえのように右手を挙げた。



しかし次の瞬間頭にバットで殴られたような激痛が走った。



僕はとても立っていられず


その場にたまらずうずくまった…




その時また頭の中に声がこだまする。。



「もう一度鏡をよく見て見ろ…」




「さぁ…早く…」



pagetop