こんにちは、私はカメコ。
今私たちは、ホームセンターに来ているの。
というのも、カメオがとにかく性能がいい掃除機が欲しいっていうの。
でも、初めて来た場所でどうすればいいか分からないわ。予算はいくらでもいいから、カメオが気にいるような掃除機を一緒に探してほしいの。一緒に手伝ってくれないかしら?
さて、問題文も解説もできたことだし、早速出題してみよう。
そうだね。じゃ、早速出題してくれ。
よし……
……
…………
どうしたんだい?
早く出題してくれたまえ。
え、えっと……
……どうやるんだっけ?
はぁ……そんなもんだと思ったよ。
シンディ、もしかして私が出題の仕方を知らないのが分かってて言ったのかい?
いやまあ、知っているとは思ったけれど、ライナー君のことだからどうせど忘れしているんだろうと思って。
何だよそれ、私が物忘れ激しいみたいじゃないか。
え、違うの?
しょっちゅういろいろ忘れているみたいだけれど。
いや、えっと、それはあれだ。「初めて」っていう体で進行しているからであってだな……
なんでもかんでも初めてで済まさないでくれないかい?
そもそもライナー君は、何問も出題経験があるじゃないか。
いやいや、初めての体じゃないといろいろと進行に差支えが……
ん、何問も出題経験がある?
「ウミガメのスープ」の話だよ。
たしかに、「ウミガメのスープ」は何問か出題したが、亀夫君問題とは別じゃないのか?
出題方法は変わらないよ。
リアルで出題する場合も、ラテシンで出題する場合も。
ラテシンでも同じ?
つまり……どういうことだ?
しょうがないねぇ、「ウミガメのスープ」の出題方法も忘れたのかい?
いや、それは覚えているが……
だったら、「亀夫君問題」も、同じ要領で出題すればいいよ。
せっかくだから、「ウミガメのスープ」の問題の出題方法を、ライナー君の口から説明してもらおう。
ほう、私を試しているのかい?
いいだろう、きっちり説明してあげるよ。
まずは、上のメニュー欄から「問題」を選択し、その下のメニューで出てくる「出題する」を選ぼう。あ、その前にログインするのを忘れずにね。
そうそう、登録してから3日間(72時間)は出題できない。これは、「3日間はこのサイトの操作や、ウミガメのスープの問題に慣れてもらう」という目的もあるから、3日間は他の問題に参加して、サイトや問題に慣れておこう。
ここまではその通り、と言いたいところなんだけど、実は「亀夫君問題」には、もう一つ制限があるんだ。
え、制限?
3日間の出題制限以外に、何かあるのかい?
そう。
「ウミガメのスープ」以外のジャンルを選択するためには、規定数以上の出題をしていなければならないのさ。
へぇ、それは初耳だね。
そういえば、今まで「ウミガメのスープ」しかやったことがなかったから、気にも留めていなかったな。
「ウミガメのスープ」というのは、ラテシンで出題可能なジャンルの一つ。
他のジャンルは、「ウミガメのスープ」から発展したジャンルだからね。
しかし、同じ水平思考問題と言っても、「ウミガメのスープ」と他のジャンルでは、求められるスキルが違う。
今回出題しようとしている「亀夫君問題」は、「ウミガメのスープ」よりもはるかに高度なスキルが要求されるよ。
はるかにこうどなすきる……
大丈夫なのか?
そう。そのスキルをきちんと身に付けるために、規定数以上の問題を出題しなければならないのさ。
なるほど、つまり「ウミガメのスープ」でたくさん出題し、出題方法や誘導の仕方をしっかりマスターしなければ、他のジャンルでは出題できない、ということか。
そういうこと。
もっとも、ライナー君みたいに、規定数以上出題していても慣れない人もいるだろうけれど。
失礼な。私は「初めて」という体でだね……
はいはい、そのセリフはもう聞き飽きたよ。
もっとボキャブラリー豊富な表現を使ってはどうなんだい?
それは出題のスキルと関係あるのかい?
そりゃまあ、語彙力がないとおもしろい問題が作れないし、誤解を与えるような問題文を……
……っと、そういう話をしていなかったんだ。ライナー君の獣道のせいで、危うく脱線するところだった。
脱線するなら道ではなくてレールのほうが適切だと思うのだが……
お、ライナー君、たまにはまともなこと言うね。
いつもまともなことを言っていないみたいに言わないでくれ。
それで、「亀夫君問題」を出題するためには、何問「ウミガメのスープ」を出題しないといけないんだい?
全部で10問以上出題していれば、出題可能だよ。
条件を満たしていれば、出題画面の「問題のジャンルを選択」のところにジャンルが追加されているはずだよ。
んー、どれどれ……
お、本当だ。「ウミガメのスープ」の隣に「亀夫君問題」があるな。
あれ、ライナー君、いつのまに10問出題していたんだい?
え、いや、あの……条件満たしているから、出題させようとしているんじゃなかったのか?
ついさっきまで出題条件なんて忘れていたよ。
もし出題できなかったら、「ウミガメのスープ」でもっと鍛えようと思っていたから安心したまえ。
もっと計画性のあるチュートリアルにならなかったのかい?
困った時はご都合主義、これが私の主義なのだ。
嫌な主義だな……
さて、出題条件がわかったところで、きちんと「亀夫君問題」にチェックするのを忘れないでね。
ジャンルミスするとちょっと面倒なことになるから。
まったく、こんなところでヘマするわけないじゃないか。
でも実際多いんだよねー、ジャンル選択ミスして、非公開にすること。
出題する前に、しっかり確認しないとね。
その辺は抜かりはないさ。
ジャンルの選択が終わったら、「タイトル」を入力しよう。
今回のタイトルは……
……
……?
そういえば、タイトル決めてなかったな。
いや、そこはもう「掃除機を探して!」とか「お気に入りの掃除機を買いたい」とかでいいんじゃないの?
うーん、しかしタイトルにはこだわりたいのだが……
ふーん、じゃあ、何かいい案でもあるの?
うーん……
……
……
だめだ、思いつかない。
ま、タイトルにこだわるのは慣れてからでいいんじゃない?
仕方がない、シンディの案を採用しよう。
なんだ、その妥協案みたいな言い方、もっと感謝してもいいくらいなんだよ?
はぁ……
さて、タイトルが決まったところで、次は問題文だ。
「本文」の所に問題文を入力しよう。
ちなみに、3種類のタグが使えるから、場合によって使い分けよう。
こんにちは、私はカメコ。
今私たちは、ホームセンターに来ているの。
というのも、カメオがとにかく性能がいい掃除機が欲しいっていうの。
でも、初めて来た場所でどうすればいいか分からないわ。予算はいくらでもいいから、カメオが気にいるような掃除機を一緒に探してほしいの。一緒に手伝ってくれないかしら?
あれ、ちょっと問題文変わった?
あのままでも良かったんだけど、もう少しお願いしているような文章にならないかと思ってね。
ふーん、ライナー君のくせに、そういうところは見直すんだ。
私のくせにって、あのねぇ……
問題文は、一度出題すると修正できないから、誤字脱字や、おかしな表現になっていないか、しっかり確認しておこう。
次は、その下にある解説を入力する。こちらは、出題後でも編集できるよ。
びっくりしたわ。まさか、工場でお気に入りの掃除機を作ってもらうなんてね。
確かに予算は関係ないとは言ったけれど、掃除機一つでこんなにお金をかけるなんて、びっくりだわ。
ともかく、カメオも満足したみたいだし、今日は本当にありがとう!
FA条件:ホームセンターに隣接する工場で、カメオの好みの掃除機を作ってもらうこと
最後に、「制限時間」を決めよう。特に必要なければ「設定なし」に。最大1週間まで決められるよ。
それと、殺人シーンなどのグロテスクな表現が解説に含まれる場合は、その下の「グロテスクな表現がある場合……」にチェックを入れよう。
すべて入力し終わったら、「確認画面」のボタンをクリック。問題文やジャンル、制限時間が間違えないか、タグはきちんと指定した通りになっているかを確認して、「問題投稿」ボタンを押せば、出題完了!
……って、やっぱり「ウミガメのスープ」とほとんど同じだな。変わっているのは、ジャンルを指定することくらいか。
「ウミガメのスープ」も、一応はジャンル指定が必要だから、実質的には変わらないね。
さて、これで出題でき……
うおおおお、もうこんな時間!
早く帰ってドラマを見なければ!
いつも思うのだが、一体何のドラマを見ているのだ?
ライナー君には関係ないことだよ。
次回はついに誘導だね。
そうだね、張り切って行こう!
何度も言うけど、
こ こ か ら が 本 当 の 地 獄 だ … …
そんな何回も言わないでよ!
怖いじゃないか!
【今回のまとめ】
・出題する方法はリアルでもラテシンでも、「ウミガメのスープ」と同じ!
・ただし、「ジャンル」の選択には注意!
今回もやたら長かった割に大して進んでないよな……