Lexで仕事が入ったということは、この二人にも必然的にWhite†Windでの仕事が入っていてもおかしくない。
光流と一斗は、プロデューサーに相談していたのだ。
『二人に内緒でパーティーがしたい』
というわけで、二人は仕事ではなく事務所を一生懸命飾り付けていた。

こういうのって小学生以来だから楽しいなー

油断しすぎては駄目だ。ほら、曲がっている

あ、本当だ

プロデューサーにはケーキをお願いして、他のアイドルも来れる人には連絡をした。
クリスマスには少し遅いかもしれないが、ちょっとしたパーティーだ。

クリスマスは家族で過ごしてる人もいるし、ちょっとズレちゃったけどこれはこれで楽しんでもらえるといいね

あぁ

ふふ、と笑っている光流の横で一斗もいろいろ考えていた。

サプライズでリッケーを用意しようとしたらプロデューサーに止められてしまったからな。仕方ない

着々と準備ができ、一休みしたところで光流が何か持ってきた。

せっかくだから、サンタの帽子も被ろう!

一斗の頭には、似つかわしくない赤地に白のボンボンが付いた帽子。
もちろん、光流の頭にもしっかり飾られていた。

扉が開く音がした。
これから楽しい、クリスマスパーティーだ。

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