もうお腹いっぱいだよ。

本当ですよ。急いで食べたからお腹いっぱいどころか、逆に気持ち悪いくらいですよ。

ゆーとがのろいからいけないんだよ。

そうかも・・・。

俺は、ついさっきまで食堂で夕食を食べていた。
まぁ、俺がのろいせいで最終的に急いで食べることになってしまったけれど。
そのお陰で、今お腹が痛い。

これからルームメイトと皆で自己紹介をすることになった。まだこの部屋のメンバーが全員揃っていないけれど、会長が「いいでしょ別に後でやってもらえば。大丈夫、大丈夫。」と、皆も「そうだね」と。
みんな適当だな・・・

やっぱり今度でいっか!みんな揃ってから。わははー

適当ですね。

それほどでもないよ。

ほめてないです。

じゃあ、みんなで自己紹介しようか。

えーまた今度で良いじゃん。

やりましょ、やりましょ!

そうですね、楽しそうです。

いいねー。おれゆーとの後でやるから・・・

なんで・・・

ど、どうしたんだ?ってどこから声が・・・。

失礼するわね!

どうしたんだ?って寮長。

私のペットが逃げたのよ。

そうなの?でもここには来てないわよ?

一緒に探してあげます!

俺も、探すよ。

ありがとう。

・・・

いたわ・・・。

にゃん?

まちなさーい!

にゃん!

おい・・・威嚇してるぞ。大丈夫なのか?

・・・

大丈夫よ。・・・

なっ!何の音だ!

わ、分からないわ。

これは、これは。君たちも運が良いものね。

敵ね。

敵!?

先ほど学園に貼ってある結界が一部破損しました。修復まで時間がかかります。

すべての結界が破損!敵はドラゴン一体。大きさは30メートル。一般性とは体育館に避難してください。生徒会の皆さんは戦闘準備を!

ど、どうするの!?

雄斗君は付いてきなさい!寮長様は避難して良いわよ!

何よそれ!私もいくわ!

あなたは体育館で皆を見ててあげて。
私の妹がいるの、でも私行かないといけないから。

わ、わかったわ・・・。

じゃあ皆行くわよ!

次回に続く・・・

大抵何でもありな学園!  第4巻

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