目が覚めると俺は、古びた部屋の一室のベットで横になっていた。
目が覚めると俺は、古びた部屋の一室のベットで横になっていた。
んっ…。ここは?
部屋の明かりがとてもまぶしく感じた。
俺は上半身だけを起こし、部屋の中を見渡した。
古い感じの部屋だな。ゲームとかでよくある宿みたいだ。
俺はベットから降りようと手をかけると、なんだかプニプニしたものが手に触れた。そこには金髪で青い瞳の少女が添い寝していた。
うわっ!な、なんだ!?
あら、どうしたのですか?そんなに驚かれて。
そりゃあ驚くだろ!なんでここに!
って、ここどこだよ。
ここは、ただの宿屋の一室ですよ。
…では
少女はベットから降り、ドレスの裾を整えてから改まったように、立ちなおる。
こほん。えーまず、自己紹介を。
初めまして私は、リムズ・ストカー19歳で、女剣士やってます!リムズって呼んでくださいね。
リムズという少女はスカートの裾を少し上げ、お辞儀をした。
綺麗な人だな…女剣士?この国では、戦争がまだあるのか?
リムズ・ストカー…外国人か。
あっ俺は、鞍馬和希だよろしく。
はい、存じております。
?
まぁ、とりあえず自己紹介も終えましたし、本題へ
本題?
まず、この世界のことについて説明いたしましょう。
あと、和希さんがこの世界に転移させられた理由についても説明するよう言われているので、それも…。
俺がこの世界に転移させられた理由?
ここは現実世界じゃなくて異世界とかなのか?
あの、なんか言ってくださいよ。
あ、ごめん。
話しを続けてくれ。
もー。では話しを続けさせてもらいます・・・。
『グーーーーーーーぅ』
リムズは顔を赤くさせ、お腹を押さえた。
お腹空いたのか……
お、お腹空きましたね。下の酒場で昼食でも食べながら、話しの続きをしましょう。
と、リムズはスタスタと部屋を出て行く。
和希さん!ここです。
リムズはすでにテーブルに着いて飲み物を飲んでいた。
で、話しの続きは?
俺も、リムズのいるテーブルに着く。
はい、わかっていまふ。(もぐもぐ)
いつの間に、食べてたんだ。
では、お話の続きを……。