私的!ビフォアアフター
~出産前後~



1歳と3歳の子育てしつつ働いてるきのしたです。

でき婚でした。

これはひょっとするとつわり・・・?
という気持ち悪さがくるまで
自分が子供を産んで結婚してるとこを
想像したこともありませんでした
子供が嫌いとか男性が嫌いとかではなく

お化粧品?アクセサリー??
かくれんぼしよー!

人形遊び?
草をすりつぶして緑の汁を作ろーよ!!

こんな子どもが
ジャンプやガンガンに手を出して
その後深夜ラジオで〔心の〕童貞力を鍛えていくと
割りとあっさりと

「結婚?なにそれおいしいの・・・?」


女ができあがります。

お酒飲んでたばこ吸って
成人向け雑誌の漫画の仕事をしながら
朝寝て夕方起きるような暮らしをしてた
その辺にいるダメなほうに分類されがちな人間が
ちゃんと子育てできるんだろうかと不安で不安で仕方なかったときを思い出しながら
子供が産まれる前と後を綴ってみようかと思います

妊婦時代


とにかくなにも考えず雑に暮らしていたので
お酒もたばこもやめて、夜遊び歩くのも控えて、と
それまで大好きだったものを手放して
重いものを持たない、転ばないように
〈気をつけて〉生活することへのストレスがすごかった。

自分の中に〈産まない〉という選択肢が無かったというだけで
〈産みたい〉という強い意志があったわけではなかった時期

友人に言われた

妊娠したらお母さんになるもんだと思ってたよ

ってまだたまに思い出す言葉。

本当に、そうだったらよかったのになぁ

女性ホルモンの関係か
いわゆる〔マタニティブルー〕状態で
漫画かアニメ見たら大体落ち込んでても
立ち直るのが両方とも全く入ってこず、延々とスマホいじっていて

【でき婚】と検索すると出てくるわ出てくるわ耳の痛い言葉

『子供は親を選べない』
『無責任』『なんでちゃんと避妊しないの』
『できない人が可哀想』
『収入よくそんなで産もうと思ったね』
『責任感』『親のエゴ』

そこまで言うなら子供を産んでいい合格ライン設定してくれ…

と思いながら見るのをやめられなくて

あー…心の底から、みんな手放しで喜べる状態で産んであげたかったな

となんだかお腹の中にいる子供にとても申し訳なくて、一日中悲しかった

前向きなことを一切考えられなかった時に
両親が上京してきて

なんだかまともに顔を見れなかったのだけど
フッと目に入った母親の携帯の待ち受けが
最初に送った赤ちゃんのエコーの写真で

それに 

「あー私以外にも、赤ちゃんを待ってくれてる人がいるんだなぁ」


ものすごく救われたのは 忘れないでいようと思った。

そしてここまで一切出てこない旦那は旦那で色々考えたり大変だったらしいのだけど、私は自分の体の変化に手いっぱいで放っておいてしまったよ。ごめんね。

pagetop