この話はむっさんの「私が勇者とともに旅をする」
という作品を読むと、より楽しめるかもしれません。

そろそろ勇者と姫以外を
ちゃんと喋らせないとなー

魔法使いって役職の人もいるから
なんかそれらしい活躍させてあげたいな

魔法使いか…
なんかないかな

近くの少女漫画を読みヒントを得ようとしていた。

あー、やっぱ高○奈月さんはいいなー

創作がどうでもよくなりつつなっていた。

おっ、魔法の薬か…
これいいな

そういえばいろいろ作ってるイメージあるな

薬が入ってると言えばビンだよな
えーっと、ビン…っと

あるんだなぁ…
すげえなあストリエ

よし、じゃあ適当に作っていくかな!

まずはどういうタイミングで
薬を使わせるかだな

旅始めたばかりで怪我はさせたくないな

……今は森にいるし、勇者も目的なしに
歩いてるから迷子にさせるか

作者の思い付きで迷子にさせられる
かわいそうな勇者たち一行である。

姫がうるさそうだなー

ヒロインとしての扱いはもはやしていない。

あとそんな便利アイテムあったら
魔法使いが最強になっちゃうよな…
なんか枷をつけておかないと

薬と言ったら副作用だよな
用法容量を守って正しくお使いしないとね

まずはそこまで書くか

姫の悪口を織り交ぜながら、
適当に話を書いていくむっさん。

薬のくだりまで書いたところで手が止まった。

副作用もそうだけど、
作用についてなんも考えてなかったな…

つまりは何も考えてないわけである。

えー?
森から脱出できる薬ってなんだ?

ル○ラみたいに飛び出すのか?
それだとどういう原理か説明できないぞ

妙なところで理屈っぽく頭を良さげにしている。

うーん…
副作用も同時に考えないといけないから…

ありきたりだけど
五感に作用するタイプにするか

んでもって副作用は
ほかの五感が機能しなくなると

作用に比べて、
副作用が強く働き過ぎていることに気付いてない。

しかしそうなると
魔法使いが飲むとは思えないな

勇者も戦えなくなると困るし…

姫しか選択肢がないじゃないか…

確信犯であるこの作者。

なんで私が飲まなくちゃいけないんですか!

この叫んでる時の口の形が
すごいビンを突っ込みやすそうなんだよね

姫よ、みんなのために犠牲になってくれ

もう作者が魔王でいいのではないのだろうか。

魔法使い楽しそうだなー
勇者も冷静過ぎるだろ

独り言をつぶやきながらも、
むっさんは話を書いていった。

姫がwwwなにも聞こえなくなってるwww

やはり魔王は作者本人でいいと思う。

いいな、魔法の薬

ビンの奴はまだまだあったから
これからもいろいろ出していこうかな

話の進行に困ったときに
強行できるかもしれないし

今後の展開をなにも考えていない発言をしながらも
むっさんは勇者の続きを書いていった。

次はどんな薬を姫に飲ませようか

つづく

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