妊娠・出産Story*前編
妊娠・出産Story*前編
今までの人生で一番壮絶で一番感動した妊娠・出産。
もう約一年半前の事ですが、鮮明に覚えているうちに記録しておこうと思います♫
確か2013年5月1日頃。
入籍して約一ヶ月後に妊娠が発覚しました。
陽性反応出た~!!
うっそ!まじで!!
ここのやりとりはあんまり覚えてないのですが、旦那の反応はこんな感じだったと思います^^
2013年5月15日。
旦那も一緒に、初めての受診。
事前に色々調べていたので不安でした。
陽性反応が出ても、心拍が確認出来ずに消えてしまう事もあると。
本当に生きてるの?大丈夫なの?
そして診察へ。
ほらここに袋が見えるでしょ、これが胎嚢。
まだ数週が早いから赤ちゃんは見えないけど、とりあえず一人だね。双子ではないよ~
この日が妊娠数週で言うと5週6日。
ちょっと早かったせいか、案の定まだ心拍は確認出来ず、喜びやら不安やら少し気持ち悪いやらで複雑な気分でした。
この後確かうどんを食べに行ったんだけど、やっぱりなんか気持ち悪くて、麺二本くらいしか食べられなかった覚えが.....
気持ち悪い........
なんで?まぁ俺が食うよ~
この時はただの体調不良だと思っていましたが、今思えば、この日からつわりが始まっていました。
それからはもう寝ても覚めても24時間気持ち悪くて、ほぼ何も食べられず、日に日に体重が落ちていきました。
匂いにもとても敏感になるので料理も出来ず、起き上がる事さえ辛く、布団から這いずり出てなんとかトイレにだけは行く...というような生活でした。
本当に不謹慎な話ですが、生きてきた中で一番の辛さを感じていました。
あと数週間で終わるはず.......
つわりの一般的な期間や経験者の声を調べては、自分に言い聞かせていました。
そして二週間後、二回目の受診。
ほらここ、赤ちゃん。
心臓も動いてるよ~
わぁぁぁ~♥
1cm程の我が子が見え、心拍も確認され、予定日も仮決定し、嬉しさに救われました。
そして血液検査という事で採血をし、帰りました。
そしてまた二週間後、三回目の受診。
血液検査の結果、「不規則抗体持ち」であることが判明しました。
初めて聞いた言葉、難しい説明に頭の中がハテナだらけになりましたが、先生曰く...
母親が不規則抗体を持っている場合「血液型不適合妊娠」となり、場合によっては赤ちゃんの血液を破壊してしてしまう可能性があるので、そうなったら早めに赤ちゃんを取り出すかもしれない。また、生まれてきた赤ちゃんに強い黄疸が出るかもしれない。そして、出産時に大量出血した場合、同じ血液型の人からでも輸血出来ない場合があるから、出血時に備えて自己血を事前に採ることになる。
は、はぁ...
よく分かりませんが、普通の血液ではないみたいです。
赤ちゃんに影響が及ばないよう、祈るばかりでした。
妊娠3ヶ月、4ヶ月はほとんど寝たきりでなんとか過ごしました。
そして、5ヶ月に入った頃。
この日は産院で行われる、前期母親学級へ参加しました。
受付を済ませ、席に着き、始まりを待ちました。
目の前にはパックのお茶が用意されていました。
喉乾いたなぁ...
でもこういうのって持ち帰るもんだよね...
我慢をしていると、講義が始まりました。
話を聞いていると、5分程経過した辺りから息苦しくなってきました。
おかしいなぁ...
深呼吸深呼吸。
ですが、いくら吸っても苦しいのです。
そのうち汗がどんどん噴き出してきて、意識が朦朧としてきました。
これやばいかも...
先生に言おうかな...
でも今喋ってるし...
よし、後ろにいる助産師さんのところに行こう...
必死で歩き、助産師さんのところへ行ったところで倒れました。
少しその場で横になった後、産院のベッドに運ばれました。
直後血圧が物凄く低かったそうですが、何だったのかは言われませんでした。
妊娠中は、体の中で物凄い変化が起きているわけですから、おかしくなっても無理ないですよね。
とりあえずお腹打たなくて良かったです^^;
それからもつわりは治まることなく続きました。
それと共に、頻繁に子宮が張るようになりました。
張りはあまり良くなく、酷い場合そのまま陣痛に繋がってしまい、流産・早産になってしまう事も。
気にはしつつも、どの程度がまずいのか分からず、わざわざ病院へ行く事はしませんでした。
妊娠5ヶ月後期、
結婚式一週間前の夜の事でした。
いつものように少し張ってるな~と思いながら感覚を計ってみると大体5分間隔で張っていました。
あれ、これやばいんじゃない...?
そう思い、同じ妊婦の友達に相談しました。
すると「電話してみたほうがいいよ!」と言われ、病院に電話してみる事に。
5分間隔で張っているんですが...
大丈夫ですかね...?
大丈夫ではないですね!
多分入院になりますので、荷物をまとめてすぐに来て下さい!
この時点でもう涙が止まりませんでした。
入院というワードも予想外でしたし、一週間後に結婚式を控えているし、何より赤ちゃんが心配で...
パニックでした。
夜中、旦那と義両親と共に、病院へ向かいました...
後編へつづく*お楽しみに!
壮絶ですね……