ん……
ふぁ……
……あれ?
目を覚ますとそこは私のお布団でした。
さっきまで不思議な世界に行っていたような気がします。
そこには水の妖精さんがいて……えっと、どんな夢だったでしょうか。
あまり良く思い出せませんでした。
おはよう、アリス
あっ。お母さん
お母さんが部屋に入って来ました。
外を見ればもう夕方です。
結構な時間眠ってしまっていたようです。
私の傍に座ったお母さんがその手を差し出して来ました。
今お熱測るわね
はーい
額にぴたりとお母さんの優しい手が触れます。
んー……もう大丈夫そうかな? 体温計持って来るわね
分かったー
お母さんは部屋を出て少しで戻ってきました。
体温計を渡されたのでそれを脇の下に挟んで熱を測ります。