【楠羽 鶫(クスハ ツグミ)】
ピンクの髪と後ろに結んだ大きなリボンが印象的な、その名のとおり小鳥のような雰囲気の高校二年生の少女。
とある実験の事故で父と兄を失い失語症となる。
【甘束 早樹(アマツカ サキ)】
コンビニでアルバイトをしながら生活費を稼ぐ気弱な青年。
他人のことを優先するあまり、自分のことを蔑ろにしてしまうことがある。
(智天司サキエルの堕ちた姿)
【鷹白 深架(タカシロ ミカ)】
銀髪に紫色の瞳をした美青年。朝には弱い。
昔の記憶がなく、ときおり他人と距離を置くような冷たいそぶりを見せる。
行き倒れていたところを鶫に助けられ、その縁で彼女の実家である花屋の手伝いをしながら居候をしている。服は鶫の兄が着ていた物を借りている。読唇術ができる。
(天司長ミカエルの堕ちた姿)
【篠崎 琉史(シノザキ ルシ)】
黒髪の美青年、ただしヒモ。
女好きで軽い性格だが、何かと早樹と深架を気にかけている。
深架と同じく読唇術が使える。
(堕天司長ルシフェルの堕ちた姿)
【智天司サキエル】
赤い瞳を持つ金髪の青年。
天界における戦争で孤児となり、兵器としての能力強化を施されながら何もできなかった悲しい過去を持つ。
【天司長ミカエル】
銀髪に褐色の肌、金色の瞳を持つ青年。
庶民出身の成り上がりで貴族を嫌い、貴族のルシフェルを利用するつもりで近づくが、彼のまっすぐな性格に惹かれて行動を共にするようになる。
女のような顔立ちを気にしている。
【堕天司長ルシフェル】
蒼髪の優男。
貴族の御曹司という肩書きのせいで実力で見てもらえないことにコンプレックスを持ち、実力主義の軍部に入り堕天司長まで上り詰める。
両親はかなり変わった性格で、実家の屋敷はそのせいで幽霊屋敷と呼ばれている。
度胸はあるがおとなしい性格で、ミカエルと出会い彼の強さに憧れ、密かに口調などをまねてみたりしている。