では、悠雅は図書館を探している。途中アグレットと遭遇する
……ううむ、こういうことなら学院地図の把握を先にしておけばよかった……
ぶつぶつ言いつつ
あれだけ大きな図書館で、この程度とは……困ったものだ
ため息をつきながら、道を歩いていくよ
広すぎないか……いや仕方ないのか? ……って、あれ?
アグレットお姉様を見つけよう
尚周りの人もアグレットを見て物々と囁き合っている
\お姉様!/と
\お姉様!/
ま、本田和孝とやらはまた調べねば。やれやれ、今日は徹夜か
いつもとすこし雰囲気が攻撃的で、声の出し方もすこし違ってるよ。まわりに関しては相変わらすスルーだが
本田……和孝、ってあのアイアンメイデンの奴の……ってあれ、いつもと違う?
アグレットに近づいてみよう、様子がさっきと違うってことで
いつもっつっても数回しかあってない気もするが
徹夜仕事は好きではないが、我が愚弟の為だ仕方ない。……しかし奴等はうっとおしい、よくアグレットは耐えられるな
ついでいうと口調がおかしい
ビートもやれやれと首を振っていそうだ。……庭園で
え、え? …あ、あの…アグレットさん、ですか?
ちょっと声かけてみる
ん……あぁキミは。……いや、俺はリグレット、アグレットは我が愚弟の名だ。二度と間違えるな
お兄様ー! でいいのかなあ
貴族少女意識だといったな、あれは嘘だ
どうしてこうなった
す、すみません、気を付けます、リグレット…さん
内心ええええ!? って感じで
脳内リグレットが闇○戯な件
ちょっ
もう一人の僕?
多分それで合ってる
……ふん。貴様、確か悠雅だとかいう名だったな? どうやら道に迷っているようだったが
口調はアレだが心配はする普通のお兄さんです
違ったお嬢様
は、はい、まだ学院地図把握してなくて…図書館を探しているのですが…
御嬢様
こっちだ、ついて来い
そういって図書館に案内するよ
は、はい!
ついていくよー
しかし悠雅、何か調べものでもする気か? 図書館はデ確かにデカイがろくなものがないぞ
調べもの…というか、精霊についてちょっと何か本がないかな、と
……ほぉう? 随分と勉強熱心だな?
知っておいて損はないですから
にこっと
…………知らぬほうがいいこともあるがな
ぼそっと
知らないほうが良いこともあるけれど、知ることは力たりえる。あと、元から本を読むのは大好きなので
む……そうか。なら好きにすればいい
そんな感じで図書館の前まで悠雅さんを送り届けたい
送り届けられてから、悠雅どうしやす?
図書館で、まあさっき言った通り精霊についてなんかないかなーって探してます
精霊が暴走した、とかそういうことについてある本がないかな、なんて探してみたり
では判定をば
悠雅>探索─操作判定:1 運判定:5|バトル─攻撃:ファンブル(対象は任意でカウンター可能) 防御:カウンターブラスト(2連続攻撃判定発動)|神秘─占:皇帝 星:天蝎宮
うわああ
お、おう
今回よく出るなファンブル
hahaha
ファンブル卓かよ
まあこの判定だと意味ないわけだが。さて、もう1回
悠雅>探索─操作判定:2 運判定:5|バトル─攻撃:外れ 防御:急所|神秘─占:節制 星:双児宮
なんだろう、ユーラ補正が消えたなこいつ
うむ
あかんな
何か適当な精霊関係の本しか発見できなかった
なんか興味あり気なの見つけて読みふけったのかもなあ
片付けとか物探しのときによくあるどうでもいい本見つけて読みふける現象
あるある
夜通しどうでもいい情報を読み漁るのだ まる