タキ

あと調べてないのはプールだけ……

タキ

きっとここに……

タキ

やっぱり……

タキ

……見たくないものだな、死体って。
慣れるものじゃない……

タキ

特にこんな、膨れ上がった体なんて……

タキ

……引き上げよう。何か
持ってるかもしれない。

タキ

はあ……

タキ

……嫌な言い方だけど、入水で良かった。
水吸って真っ白に膨れるから現実感が
無くて助かる……気持ち悪いのには
変わらないけど。

タキ

苦しいな……こんな今日。

タキ

見つかったのはこの、ビニル袋に
入った封筒だけ。何か硬いものが
いれてある……

私は殺しました。
私は疲れました。
私は堪えられない。
私は持っていた。
私は何もなかった。
私は何も出来ない。

私は私。 █████

タキ

最後は水で滲んでる……

タキ

……殺したのか。そして自殺した。
堪えられなくなって……

タキ

……これは、私と同じだ。
自我がなくなることに気づいて
怖くなった……でも、どうにも
出来なかった、私と同じ。

タキ

……そっか。つらかったんだね。
だから黙っていたんだね。
何も知らない振りで、ごまかしてたのは
自分だったんだ。

タキ

――ミヤちゃん。

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