イザナギ

イヤー
何とかここまでこれたよー。

比婆山が増えてるし。

イザナギ

だが、今回は準備をしてきたのさ!!

そう、ここら辺で有名なドライバーを用意した。

イザナギ

これでハニーに会いに行ける。

待っててくれよ。ハニー

稲荷

・・・キモイ・・・

アマテラス

ま・・・まぁまぁ・・・
これでも私のお父さんなんだから・・・な?

稲荷

・・・別にいいのですが・・・なんでわたくしなんかをお呼びしたのですか?
他にも、あなたに従う神ならいるはずですが・・・

アマテラス

それはだな・・・

稲荷

それは・・・?

アマテラス

あんな父親を見せたくないんだ・・・

イザナギ

My Sweet Honey!!

稲荷

あー

アマテラス

まぁ、よろしく頼むわ。お前は結構信用してるし。

あと、車持ってるし。

稲荷

そういうことでしたら、承りました。

・・・と言いたいのですが・・・

稲荷

今は二人乗り仕様なので・・・

アマテラス

・・・よし、お父さんはトランクだな!!

イザナギ

ちょっとまて!!
あんな狭いところにか!!

稲荷

大丈夫。
全開で攻めてあげる。

イザナギ

殺す気か!!

アマテラス

いや、死なないだろ。
一応、生を司るんだろ?あんた・・・

アメノウズメ

あれから二日・・・
ここの生活にも慣れたわ。

お父さん、私は元気です。

イザナミ

いや、いい加減帰れよ。

アメノウズメ

まぁ、住めば都とも言いますし。
それに、炊事洗濯とかしてますし。

役に立ってるでしょう?

イザナミ

そうね。
妹が言っていたわ。料理が上手ってね。

イザナミ

・・・でも、そろそろあなたの領地が心配ね。
貴方、だれか代わりを用意したの?

アメノウズメ

いや、流石にそういうのは居ませんし・・・
むしろ、そんな必要性が強いわけではないですし。

必要がないわけではないですからね!!

イザナミ

そう・・・大変なのね・・・

アメノウズメ

可愛そうなもの見る目しないでください。

イザナミ

まぁ、早く帰りなさい。
困る人もいるでしょう?

アメノウズメ

まぁ、天照が来ると言ってましたし。そのまま送ってもらおうかと・・・

イザナミ

・・・へ?!来るの!?

アメノウズメ

えぇ、先程メールが来ましたので、そろそろでしょう。

・・・あの子じゃなければ・・・

稲荷

そうね。あの子じゃなければ二年くらいでしょうね。

アメノウズメ

こら!!スサノオさんをバカにするな!!
ってなんで女狐が!!

アマテラス

近場にいたから運転手にしたのさ。

アメノウズメ

貴方って人は・・・こんな・・・
悪女に!!

稲荷

まて、お前の頭の中はどうなってる。

イザナミ

長旅お疲れ様。
稲荷も、ありがとうね。

稲荷

いえいえ、これも仕事ですし。

アメノウズメ

いや、領地守れよ・・・

稲荷

自身の領地に帰れない神様だっていますものね。
今日は小町に任せていますし。明日から精進して守ります。

アメノウズメ

ナチュラルにディスられてます。私

イザナミ

それにしても、何用なの?こんな何もない場所に・・・

貴方だって忙しいでしょう?いろいろ呼ばれてるわけでしょう。

アマテラス

最近は結構呼ばれてたんだけど・・・
まぁ、神様にも休暇はいるってことさ。

アマテラス

まぁ、都会なんかよりこっちの方が新鮮でいいしな。

イザナミ

そう

稲荷

・・・

アメノウズメ

どうしました?
何か忘れ物ですか?

稲荷

あ・・・いえ・・・
何か・・・忘れてるような・・・気が・・・
・・・あ・・・

アメノウズメ

なんですか?!
まさか昨晩はお楽しみだったんですか!!

稲荷

・・・

アマテラス

なんか忘れてるか?稲荷

稲荷

・・・イザナギ様を・・・その・・・
トランクに・・・

イザナミ

そのままでいいわ

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