とにかく彼を制止して、
私の車まで連れて行くことにしました。

なんとか車に乗せたのですが、
彼の家がどこか定かではありません。

「家どこ?近くに何がある?」

「星が見たいから、〇〇山まで行きたい。」

そういえば、以前に彼が忘年会の帰りに
送って欲しいっていう理由を聞いたら、
その日は流星群が来るって言ってたのを
思い出しました。

「こんなに酔ってるんだから、
 今日は帰ったほうがいいよ。」

「こんな状態で帰ったら、怒られる。」

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