私は今、歯科心身症で闘病中。

発端は、5年前から歯列矯正を始めたことでした。

それ以前から寝ている時に歯ぎしりや食いしばりをしていたため、
歯のすり減りが激しく、
そのせいで上前歯が出てしまい(いわゆる出っ歯)、
それを直したくて歯列矯正を始めました。

銀座で人気の女性歯科医師の矯正クリニックです。

親知らず3本と上の4番の歯を2本、計5本を抜歯し矯正を始めたのですが、
矯正が進むにつれて当然ですが噛み合わせが全く違ってきました。

全く噛めなくなってしまったのです。
そりゃそうですよね、歯を動かせば噛み合わせが変わるのは当然。

今考えれば当然と思うのですが、歯列矯正を始める時には思いもよらぬことでした。

食事の時に噛めなくなったと女性歯科医師に伝えると、
今度は噛めない歯に適当なかぶせ物をを付けられました。

本当に適当なプラスチックの高さを出すためのかぶせ物です。

それをほとんどの歯に付けられた私は、今度はその歯が高すぎてしゃべるのも困難になりました。

四六時中、上下の歯が当たっているのです。

当たらないようにするには、意識的に口を開けていないとガンガン上下の歯が当たりました。

しゃべるのも一苦労で、うまくしゃべれずに唾を飛ばしてしまう程です。

かぶせ物が高すぎるので、低くして欲しいと女性歯科医師に伝えても、
「これでがまんしなさい」「慣れるから」
と一向に対応してくれませんでした。

それを1年程度我慢していたら、段々とノイローゼのように歯のことが頭から離れなくなり、
気付いた時には歯科心身症、口腔セネストパシーになっていました。

起きている時間はおかしな噛み合わせのことが頭から離れず、
どこで噛めばいいのかを考えながら食事をし、
しゃべるときも歯が気になってうまく話せません。

もう、生き地獄です。

毎日毎日生きているのがつらいです。

そして、私は大学病院の歯科心身症外来に助けを求めたのです。

はじめまして、歯科心身症について綴るブログです。

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