いつも穏やか朗らかで優しいクズ夫を

とても気に入っていた母



そんな母から弱っている私へ

追い討ちをかける言葉





長女もまだ1歳だし離婚はねぇ、、、
クズ夫くんもねぇ
からふるに迷惑かけたらと思って
言えなかっただけなのよねぇ
可哀想に、、、
クズ夫くんももう二度としないよね
からふる、クズ夫くんなんだから大丈夫よ


え?
可哀想?
私でなく、クズ夫が?

大丈夫?

何が大丈夫?



私を庇うどころか
クズ夫を庇ってるように聞こえました




冷静に考えれば

母の性格上

その場の空気を和ませるためだけの

立場のない義父母に気を遣っただけの

言葉だったのかも知れない



だけど

その時の私には1番キツかった

母には1番の味方でいて欲しかった

母からクズ夫を叱って欲しかった

(父は温厚でそんな期待ができなかったので)







四面楚歌、、、



どいつもこいつも、、、



やってられない、、、



負のスパイラル。





お陰ですっかり私は人間不信になりました





ただ、

数ヶ月後に母から



長女がまだ生まれてなかったら

離婚を勧めてたよ



その言葉で心のシコリが取れ

少し楽になりました











クズ夫はというと

最初の義母からのビンタ一発くらっただけ

(罵倒されて欲しかった)



肩を落として

落ち込んだ表情はしてたけど



今思えば

このクズ夫なら

こんなお芝居お手の物だったはず



僕って可哀想でしょ?



これがお得意なのは

この家族会議の13年後に

知ることになるのでした。。。









思考回路が滅茶苦茶になってた私は

その夜、クズ夫に



辛かったでしょ?

一人であんな大借金抱えて、、、

一人で抱え込むのはもう辞めてね





今思えば気持ちが悪い程の

優しい言葉をかけて寝ました





何故だかクズ夫が可哀想に見えたのです



まだまだ騙されていた私です





アノヤロー

どこまで世渡り上手なんだか!

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