娘は
決められたカロリー以上のモノを
食べることは『怖い。』と言います。
今も
です。
普段は
決められた摂取カロリーですが
1日3食+おやつをきちんと食べ
カロリーの分からない外食にも
挑戦するようになりました。
けれど
『怖い。』んだそうです。
最後になっている診察
(⬆1年以上前になります。)で
主治医から
『何%くらい回復していると思う?』と
聞かれ
娘は
『75%くらいかなー』と答えていました。
その頃は
受験が近づいていて
勉強に没頭していた時期です。
決まった時間に食事をしていた娘ですが
塾の関係で
食事の時間を統一出来ず
曜日によって食べる時間が
マチマチになってしまっていました。
それまでの娘は
時間がズレることを
受け入れられなかったのですが
臨機応変に
対応出来るようになっていた頃です。
食に対する拘りが強くなる一方で
融通が効くようになる面も出てきていたので
総合的に見て
75%なのかな??と思っていました。
私は治るまであと25%なんだ!!
生理も戻り
順調に回復しているものと思っていた私は
1年後には…と
さらに
良くなっている娘を想像していました。
そして
約1年後(⬅今年の初め)に
私が同じ質問を娘にしました。
緩やかではあるものの
情緒面を含めて回復傾向にあったので
90%くらいは行っているのでは??と
期待していたのですが…
娘の答えは…
『75%。』
うん?!
同じ??
変わってないの?!と聞くと
『前聞かれた時はそんな気がしたけど…
でも今が75%かな。』と。
『体重増えるの嫌だし。
だから食べるのも嫌。』
『食べれるかも??と思っても
カロリー気になっちゃう。』
『結局
体重増えるの怖くて食べれない。』
娘は淡々と答えてくれました。
2年前の入院中に比べると
1年前の娘は明らかに別人というくらい
元気になりました。
その更に1年後の娘は
“拒食症”と言わなければ
普通の
“細目の女子高校生”にしか
見えないほどになりました。
が
結局
根本的な所が回復していませんでした。
体重は増えましたが
食べられるようになっただけで
心の中までは
回復していなかったのです。
自分の楽観的な考えが甘かったことを
突き付けられました。
そのうち良くなるだろう…と
過信していた自分を反省です。
同時に
拒食症の怖さや厄介さに
改めて気付かされました。
100%の回復になるまで
常に寄り添いの気持ちを忘れないこと!!
現在の私自身への課題です。