4年間遠距離恋愛をした元彼の話です。
「親が作った借金がある」とのことで必死に働く彼。
忙しいから当然なかなか会えません。
連絡が取れるのはごく稀で、数ヶ月に一度。
電話には全く出てくれません。
会えるのは半年に一度くらいで、しかも15分程度。
その15分は…身体の関係をもつだけで終了。
後から考えればクズ男ですが、当時の私は「ずっと憧れていた人と付き合っている」ということで盲目になり、彼を信じ、会える日を待ち続けていました。
待ち続ければいつか結婚できると信じていました。
借金を一緒に返して結婚したいという気持ちで、私は仕事を掛け持ちして彼に毎月仕送りをしていました。
私の手元に残るお金は、ギリギリの生活費だけ。
それでも彼から「お金が足りない。もう終わりだ、生きていけない」と言われ、自分の親に頼み込んで親から借金までしました。
そこまで尽くした彼に、ある日突然別れを告げられました。
「親が更に借金をしていることが発覚した。俺は人生で結婚することを諦めた。だから別れよう」と。
私は引き止め、「いつか一緒になれると信じてる。ずっと待ってる」と伝えました。
すると彼は「俺は誰とも結婚しない。だから待つな」と。
その別れから数ヶ月後、彼は、私の知人と結婚しました。
ある結婚式場のホームページに、彼と知人の結婚式の写真が掲載されているのを偶然見つけて発覚したのです。
どうやら彼は、長年、私と知人を二股していた様です。
私の方が先に付き合い始めたのですが、ある時から、知人が本命で、私が浮気相手…となっていたわけです。
私と彼は公認のカップルだったので、私は4年間もの間、自分が本命だと信じて疑わなかったのです。
よりによって私の知人と結婚するなんて…
「俺は結婚しない」なんて、遅かれ早かれ私にバレる大嘘をつく無神経さに心底呆れました。
親の借金というのもかなり疑わしいです。
彼は自分でお店を経営していましたから、恐らく、資金繰りに困っていたのでしょう。
思い返せば彼の言動は嘘ばっかり。
本当に最低最悪のクズ男です。
こんな男、知人にくれてやる。
知人は何も知りません。
彼に仕送りし続けていた頃の通帳明細を見せて、いつかバラしてやろうかな…と思ったりもします。