2日目は朝から雨でした。





旅行中は食事なしのプランにしたので

朝ごはんはコンビニなどで買ったもので

済ませました。







午前はホテルの体育館のような所で

卓球やバドミントンをすることに。



運動が嫌いな娘でしたが

意外にも楽しそうに身体を動かしていました。





何かにツボったのか

弟と笑い転げることもあり

夫とびっくりしたのを覚えています。





そうそう。

こんな風に笑う子だったな。



楽しそうじゃん…(涙)





娘は

拒食症になってからの約1年

ほぼ『喜怒哀楽』の

『怒』と『哀』の感情しか

見せてきませんでした。





常に

『どうせ私なんか…』

『生きてても良いことないし…』

というような

ネガティブワードを並べ立てていました。





『自分は価値の無い存在だ。』





拒食症になってから

自己否定が激しくなりました。





私達は何度も何度も

『そのままのあなたで良いんだよ。』と

言い続けてきましたが





娘の耳には入っても

心の中にまでは入っていきませんでした。





拒食症に対しての無力感を感じてしまったり

いや。私が頑張らやきゃ。という

使命感に燃えたりと

私の感情も目まぐるしかったです。







この日の弟との出来事は

この一瞬だけでも

沖縄に来たかいがあった!!と

思える出来事でした。





弟は

娘が入院した時は小学生でした。



当時はあまり状況を

理解していなかったと思います。

入院直前の姉の身体を見て

初めて

『ママ!!お姉ちゃんガリガリじゃん!!』と

言ったくらいです。





けれど

弟は基本的に

娘に対する態度は変わりませんでした。





拒食症になる前も。



入院中も。



一時帰宅の時も。



退院してからも。



そして今も。







私達は娘を病人として接していましたが



弟はずっと変わらず姉として

接してくれました。



娘に

『普通』に接してくれたことは

娘にとっても良かったのではないかと

思っています。





『勉強教えてー』



『ちょっと聞いてよー』



『ねぇコレ面白くない?!』





無反応なことも多々ありましたが

めげず(?)に話し掛けてくれました。



そんな

弟にも感謝です。







思いっ切り身体を動かした後

お昼ごはんを食べるために

ビーチにあるおしゃれなカフェへ。






ここもカロリー表示はありませんでしたが

自分でメニューを決められました。



娘にとって

『食べたいもの』

=『カロリーの高くないもの』

だった気がします。





ここでは

野菜たっぷりのホットドッグをチョイス。





食べている間に雨が上がったので

海で泳ぐことにしました。







久々の海!!



マリンスポーツにも挑戦しました。







大浴場ですっきりしてから

イオンモールへ。(笑)



娘が

『夜ごはんはカロリーが分かるのが良い。』

ということで大戸屋さんで夕食でした。





1食600Kcalね。との約束でしたが



601Kcalは駄目で

560KcalはOKなのだそう。





娘独自の計算に苦笑いでしたが

2日目は穏やかに過ごせました。





ホテルに戻ると

勉強のスイッチが入ってしまって…



『今日も全然勉強出来てない…』と



この日も

遅くまで勉強していました。

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