良いことの後には悪い事がある。
その時の自分は、ちょっとした金額の宝くじに当選し、少々浮かれておりました。
そんな幸せな出来事に浮かれていた時にそれは起りました。
ここまで最悪な出来事は初めてでしたね。
久し振りのオフをどうやって過ごそうかと考えていた自分が、まさか、初対面の人間と怒鳴り合うことになるなど、誰が想像したでしょうか?
何が起きたのか?
それは、タイトルからお察しの通り、バスの運転手と大喧嘩をぶっこいた。ただそれだけの最悪のお話です。
要は単なる愚痴ですが、お付き合いくだされば幸いです。
では参ります。
事の発端は、本日はお休みですので、まずは街に繰り出す為にバスに乗ろうと思ったことから悪夢は始まります。
自分はバスに乗る際、バスが到着するまでは歩行者の邪魔にならないように少しバス停から離れた場所で待っております。
ですが、今日はいつも使用しているバスがいつもより二分ほど早く到着しました。
今日はやけに早いな? と思いつつ、バスが停車したので自分は乗り込みました。
そして、席に座った瞬間、信じられないことが起こったのです。
「乗るかどうか分からないから、もっとバス停の側で待っていてもらわないと困るんだよ!!!」
と、バスの運転手に怒鳴りつけられたのです。
突然のことに、自分は思わず「すみません」と謝罪の言葉を口に。
その間もバス運転手はミラー越しにこちらを睨みつけて来ました。
あれ? なんで自分は怒られているんだ?
と、釈然としない気持ちで胸が満たされ、時間を確認。
すると、やはりまだ到着の時間前。そして、バスは定刻前にも関わらず発車するという。
おいおいおいおいおいおい!!!!!!!!!!!!!!!!
こっちには微塵も非はないじゃないか!?
こちらは定刻前になったらバス停に移動しようと思っておりました。色々と事情があるというのに一方的に怒鳴られ、公衆の面前で恥をかかされたことに激しい憤りを覚えました。
自分はかつて、似たような事情で過去にも二回程バス運転手に注意を受けたことがありましたが、どちらもお願い程度。
こちらにも非があると思ったのでその時は謝罪をしました。
次は気をつけます、と。
ですが、今回はこちらに何の落ち度もなく、バスは定刻前に発車。
なので、自分は今回、人生初のブチギレを経験しました。
そもそも、その程度の理由で怒鳴りつけることは論外だと思います。
かつての自分なら、余計なトラブルは避けたいと思い、そのまま何も言わずバスを降りていたことでしょう。
ですが、1%もこちらに非が無いなら話は別です。
なので、自分は予定先のバス停よりもかなり早く降りることを決意し、バスの運転手に抗議をしようと決意しました。
停車ボタンを押し、バスが停車した後、運賃を入れた後に自分はバスの運転手に話しかけました。
「ちょっといいですか?」
「何ですか?」
「先程、あなたは自分に、ああいった理由で公衆の面前で怒鳴りつけてきましたが、そもそもバスの到着時刻は早かったです。そんな偉そうなことを言う前にちゃんと到着時刻と発車時刻を守ってください。自分はこうこうこういった理由でバス停から離れた場所にいたんです。それは理不尽じゃないですか?」
※ 実際は相当ブチギレしていて、こんな穏やかな口調ではなかった。
すると、またもや運転手はこちらを睨みつける、怒声を張り上げて参りました。
「お前の方が間違っているんだろうが!!!!」
流石にそれに対しては自分も声を荒らげずにはいられません。
「ふざけんな! 間違いを認めろ! こっちはちゃんと時間を確認しているんだよ!」
自分はそう言ってバスを降りました。
もうこれ以上、こんなふざけた輩と関わり合いになりたくない。
すると、またもや運転手から暴言が。
「おい、ちょっと待てや!!!」
こちらは正当な理由があって抗議をし、それでちゃんと運賃を支払って下車しました。
ここからの運転手の言動は完全な私怨ですね。
「なんですか? 運賃、足りませんでしたか?」
「お前が間違っているんだろうがよ!!!」
「話はそれだけですか? 運賃はちゃんと支払ったのでもう行きますね」
※ 本当はこの時、自分は、そんなの知るかよ!!! ふざけんな!!!! と、怒声を張り上げておりました。
この時、相当ブチギレておりましたが、内心は言いたいことをちゃんと言えた自分を褒めてやりたいと思いました。
自分は微塵も間違っていない。だからこそちゃんとここまでブチギレられたんだと思います。
いつもの自分なら、きっと泣き寝入りしていたと思います。
自分は理不尽な理由で公衆の面前で怒鳴られ、辱められました。
なので、自分はそれ以上に激高して、運転手に大声を張り上げて抗議をしました。
もうこれで十分満足……するわけがないのです。
何故なら、まだ事件は続くからですね。
自分がバスを下車した後、バスが動き出しました。
自分は視線を感じ、バスを見ます。
すると、バスの運転手がこちらを睨みつけながらバスを走らせていたのです。
時間にして10秒程度。距離にして10mから20mくらいですかね?
つまり、運転手はその間、ずっとわき見運転をしていたということになります。
これだけでも安全運転義務違反。十分、通報するに値します。
そして、自分は人生で初の行為に及びます。
初対面の人間に対し、中指を立ててやったのです。
運転手は怒りでプルプル。
バス内で怒鳴り合っていた時も、相当怒りでプルプルしておりました。
結局、バスはそのまま行ってしまいました。
やったど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ざまみさらせや!!!!!!!!!
もし、あの時、勇気を出して抗議をしていなかったら、きっと自分は今日も明日も明後日も、年内中は悔しさのあまりメンタルをやられていたことでしょう。
でも、自分の追撃は止みません。
こうなったら人生初の会社にクレームを入れるもやってしまおうではないか!?
そう思い、自分はそのまま帰宅し、バス会社の電話番号を調べます。
ですが、もしかしたら、あんなくそ運転手を雇っている会社なので、ただのクレーマーだと思われるかもしれない。
それならそれで良いと思い、勇気を出してバス会社に連絡。
すると、予想外にもバス会社様は真摯に対応してくださいました。
クレームを入れたいことを伝えると、どのような状況でしたか? と聞かれたので、ありのままをお伝えしました。
「それは言語道断です! そもそもそのような理由でお客様を怒鳴りつけることは論外です!!!」
と憤慨してくださりまして。
「この件はレコーダーを確認した後、上司に報告して然るべき対応を取らせていただきます。この度は誠に申し訳ございませんでした」
それでこの件は一件落着。
本当に処分してくれるかは分かりませんが、少なくともクソ運転手のボーナス査定には相当響くらしいので、やらないよりはやった方がいいってことですね。
そもそも今回の件は何一つとっても運転手側に落ち度があります。
まず一つ、定刻前にバスが到着は良しとしても、定刻前に発車するのは違法です。
この場合は国民生活センターに通報しましょう。しかるべき対応をしてくれるはずです。そもそも違法なのよね。
そして、バス停の前にいろ!!! ってお客を怒鳴るのも論外。
完全に私怨ですね。もうこの時点で通報してよいかと思います。
最後にバスが停車後にちゃんと運賃を支払って降りたのに「ちょっと待てや!!!」って怒鳴るのは普通に恫喝っすね。
動画があったら、それを持って間違いなく警察に行っていたと思います。もちろん、その前後のシーンも撮影してですね。
というわけで以上になります。
もし、自分の様に直接運転手に抗議出来ないなら、そのまま電話でバス会社に通報すればいいと思います。
話によると、ちゃんと氏名を伝えてクレームをしたら、バス会社はちゃんと対応しないといけない、らしいです。その辺の法律はあまり分かりませんが。
おかげでその日は最悪の一日となりました。
ですが、いつもは泣き寝入りしていた事案に対して、勇気を出して抗議の声を出せたことによって、ようやく自分の心の中にあったトラウマの一つが消えました。
ある意味、あのクソ運転手には感謝の言葉を送りたいですね。
「最悪の一日をどうもありがとうございます! おかげで勇気が出ましたよ!!!!」
ってね。
以上が人生最悪の一日になります。
最後までお付き合いくださり感謝です。
泣き寝入りは絶対にダメ!!!
そして、バスの運転手に抗議をする時はちゃんと停車してから、死ねとか殺すとかの恫喝まがいのことは絶対に言わず、手を出さずに行いましょう。向こうに付け入るスキを与えてはダメです。
でも、多分ですが、乗客が自分だけだったら、きっと殴られていたでしょうね。
疲れました……。
でも、爽快感もいっぱいです。きっとあの運転手は何かしらのペナルティを受けたことでしょう。
ざまあ!!!! な状態になっていることを切に願います。
ではでは。