「3、2、1、ゴー・シュート!!」
2015年、全世界である競技が一大ブームを巻き起こしていた。そう、”便ブレード”だ。
これは、便ブレード戦国時代において、世界一のブレーダーを目指すある少年の物語である。
「3、2、1、ゴー・シュート!!」
2015年、全世界である競技が一大ブームを巻き起こしていた。そう、”便ブレード”だ。
これは、便ブレード戦国時代において、世界一のブレーダーを目指すある少年の物語である。
爆転シュート便ブレード
第1話「爆転バトル、ゴー・シュート!」
お母さん、いってきまーす!
俺の名前は青木タカオ!
日本一の便ブレーダーを目指す小学4年生さ!
おっと、いけない!早くしないと学校に遅刻だ!
はぁ、はぁ……
何とか間に合ったか・・・?
タカオ!今日も遅刻よ!
先生が…気をつけて…
……来る!!
「コラァァァ!!!」
今日という今日は許さないわよ、タカオ君
ム、ムロ先生!
今までは大目に見てきたけれど、
もう許せない・・・
悪い子にはお灸をすえてあげないとね!
便ブレードで勝負よ!
コテンパンにして反省させてあげる!
ムロ先生は、この腸ヘルニア小学校で最も腕の立つ便ブレーダーといわれているわ…
その圧倒的な便力で、多くの問題児たちを更正させてきたという噂よ・・・!
いいぜ先生!望むところだ!
決着をつけようぜ!
フフ・・・、その勢いがいつまで持つかしら
私に負けたら今後一切遅刻しない事!
そしてもし遅刻した場合、ペナルティとして鈴木君のリコーダーを大腸に詰めて死ぬ事を約束してもらうわ!
えっ
いいぜ!俺はぜってー負けないからな!
早く勝負しようぜ!
準備はいいわね?
おう!いつでもいいぜ!
ムロ先生は相当強いベイブレーダーだわ・・・
しかしタカオもこの街の小学生では一番の腕前よ・・・
これは伝説の一戦となること間違いなしだわ
行くぜ!
スリー!!
ツー!
ワン!!
「ゴー・シュート!!!」
ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ
ブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュ
2人の肛門から便が放たれた!!!
どちらも物凄い回転力・・・!!
勢いはほぼ互角のように見えるわ・・・!
へへッ、どうやら力は互角のようだな!!
果たしてそうかしら・・・
な、なにっ!!
あっ!!
タカオのガイアドラグーンの機体がどんどん削られているわ!!
フフフ…
ま、まずい!どんどん便の回転力が落ちている!!
最初の勢いは互角だったはず・・・
一体何が起きているんだ・・・!!
あなた、まだ気づかないの・・・?
どういうことだ…
ハッ!まさか
そう、そのまさかよ。。。
あなたの圧倒的弱点、それは朝食にある
俺が・・・今朝・・・家で食べたのは・・・
・・・・・・”ババロア”!!!
今朝食べたババロア
そう!朝食にそんなものを食べるなんて
便がゆるくなるのも当然だわ!
な、なんてこった・・・
そして!あたしの朝食は
”野球ボール”よ
野球ボール
アナタの便と私の便、力の差は歴然だわ!
ムロ先生の便の異常な安定感は、内部に仕込まれた野球ボールによるものだったのね!!
ガイアドラグーンがどんどん削り取られる・・
スタジアムが俺の糞まみれだぜ・・・
このままじゃ・・・負ける!!
しかし、一体どうすれば・・・??
・・・
勝って・・・タカオ君・・・!
・・・・そうだ!!
ムダな悪あがきはおよしなさい!
アナタの負けは確定しているわ
・・・
・・・(スッ)
・・・(ポロンッ)
!!!
!!!
キャーーーーー!!!!
タカオが・・・
パンツを脱ぎおちん○んを出した!!
そ、そんなかわいい象さんを見せつけて動揺させようったって、
アナタの負けに変わりはないわ!!!
それはどうかな、先生!
いっけぇぇぇぇーーーー!!
も、もの凄い水圧のおしっこを・・・
己の便にふきかけているだと!!
うおおおおおおおおお!!!
おしっこの推進力を受けて
ガイアドラグーンの回転力が上昇しているわ
くッ、もの凄いパワーだ…
だがしかし、そのおしっこはおまえ自身の便をも削り取っている!!
便切れとなり負けるのが落ちだ!!
へへっ・・・
な、なにがおかしい!
俺は思い出したのさ
一週間前に誤飲してしまった・・・
消しゴムの存在をな!!!
何ぃ!?ど、どういうことだ
野球ボールよりもさらに小さな消しゴムは、当然小回りが効く。
そして周りの装甲便が少なくなるほど、
機動力が上がり、尿による回転上昇効果も最大限に発揮されるんだ!!!
いけっぇえええ!!!
ぐわあああああぁぁ!!!
か、、、
勝った・・・
すごい!すごいわタカオ!!
くっ・・
一週間前の消しゴムが今排出される確証など無いはず・・・
それなのに、なぜおしっこ噴射など出来たんだ・・・!!
便が削られ完全に機体を失うかもしれないというのに・・・!!
・・・負けたくない気持ちさ
たとえ1%の確率でも、
勝てる見込みがあるならそれに賭けてみようと思ったんだ
フフ、負けたくない気持ちか・・・
だからといってあんな芸当・・
まったく恐ろしい小学4年生だ
へへ
約束だ!タカオ、君は毎日いくらでも遅刻して良いこととする。
私は負けてしまったからな
やったね!タカオ!
よっしゃー!
ハイパーラッキー!!
アハハ
ヘヘへへ
ウフフフ
・・・
Fin