クラウド

彼女は、自分達と違う。関わらない方が良いに決まっている

クラウド

君だって、分かっているでしょ?
「この世界に味方はいない」って

レックス

……まだ、分からないだろ

レックス

彼女は確かに、俺達と違う

レックス

だけど、だからって、敵と決まったわけじゃない。味方になり得る人物かもしれない

レックス

だから、彼女も俺達の旅に……

クラウド

じゃあ、ここでお別れだね

レックス

………………

クラウド

元々、二手に分かれてこの世界のことを調べるつもりだったんだ

クラウド

それが早まっただけ、そうでしょ?

レックス

……そう、だな

クラウド

じゃあ、自分はこれからマホトに行くから

レックス

?あそこは確か、港町だったよな?

レックス

人が多いところは、嫌いなんだろ?どうして

クラウド

君、これから"何も分からない"彼女と行動するんでしょ?

クラウド

セキナに向かいなよ、あそこはこの世界のことが色々記されているしさ

クラウド

それに、情報は人が多い場所に集まる

クラウド

シンシアでも良いけど、やっぱり情報量的にはマホトの方が良いだろうし

レックス

…………そうか

クラウド

まあ、彼女とどうするかは任せるよ

クラウド

一緒に行動しても良いし……襲っても良い

レックス

ちょっと待って、俺を何だと思ってるわけ!?

クラウド

うるさいな。ここは神聖な場所だよ、もう少し静かに喋ったら?

クラウド

とにかく、君が言い出したことなんだ。君が責任を持って、どうにかしなよ

レックス

あ、ああ、分かった

クラウド

じゃあね、レックス。お互い、無事に再会できると良いね

レックス

ちょっと待ってくれ

クラウド

なに?早くフウルのところに戻りたいんだけど

レックス

もし彼女に危険がない、って分かったら……また一緒に旅をしないか?

レックス

彼女が何者か、俺が監視して見極める

レックス

もし味方だと分かったら……

クラウド

……気が向いたら、ね

クラウド

はあ、収穫なしか

フウル

やっぱり、情報収集は難しいです……

フウル

こういう時、レックスさんの偉大さが分かりますね

クラウド

彼は人の懐に入ることが得意だからね、コミュ力が高すぎるんだよ

ハヅキ

おお!クラウドにフウルじゃないか!!

ハヅキ

久しぶりじゃの、元気じゃったか?

フウル

あー!お久しぶりです、ハヅキさん!!

フウル

元気です元気です、とっても元気でした!今ハヅキさんに会って、もっと元気になりました!!

ハヅキ

おお、嬉しいことをいってくれるの♪

クラウド

ハヅキ?どうしたの、こんなところで

クラウド

……レックスは?もしかして、一人なの?

ハヅキ

うむ、一人じゃよ

ハヅキ

実は、レックスと喧嘩しての。散歩をして、頭を冷やしておるんじゃ

クラウド

また喧嘩したの?飽きないね

クラウド

どうせ、次の目的地について喧嘩したんだろうな

クラウド

というか、一人で大丈夫なの?

ハヅキ

大丈夫じゃよ。この都市は獣人が多いからの、ワレが精霊とはバレんじゃろ

クラウド

そうじゃなくて……

フウル

女の子がこんな時間に一人で、大丈夫なんですか?

ハヅキ

それこそ大丈夫じゃ、こんな狐に手を出すような輩はおらんやろ

ハヅキ

そうじゃ、聞きたいことがあるんじゃよ

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