シーン4:病院にて
シーン4:病院にて
運び込まれた葵衣はすぐに治療室に入れられ、1時間ほどした後に出てきた。
相変わらず目を覚ます様子はないが、先程までに比べると、ずいぶん落ち着いた様子だ。
朱音のそばにはあずまが付き添ってくれている。
では行動どうぞ!
目をさまさない葵衣くんを、ものすごく思いつめた顔で見守っている……『葵衣、大丈夫だよね…』と言い聞かせないと参ってしまいそうな雰囲気……
あずまちゃん、ありがと……結局校内のことも葵衣のことも、ぜんぶ頼っちゃった……
ああ、気にしないでくれよ!困ったときはお互いさまってね!
……うん、
……葵衣がこうして倒れる前、屋上に女の人が居たんだ
……そうか……
あいつの言ってること、全然分からなかったけど……あたしたちの、UGNの敵、ってやつだと思う。それを逃がしちゃった。……歯が立たなかった
でも、二人がとりあえず無事でよかったよ。ボクも間に合わなくてごめん
あずまちゃんの謝罪に首を振り
ううん、任されたんだもん。あたしが謝らなきゃ。……それに、あいつ。あたしも知らない葵衣の秘密、知ってるような口ぶりだった
葵衣に何吹き込んだか知らないけど、許せない。今のままで立ち向かっても同じ結果だってことは分かってる。でも、まずはあいつの情報を追いかけなきゃ
……うん、そうだね
と答えた時、ちょうどあずまの携帯が鳴る。病院だけど気にしない。
あ、ごめん。ちょっと席外すよ
あ、うん
そう言うと、あずまは病室から出てった。
では、ここからは情報収集シーンになります。
そして侵食率上昇また忘れてましたね!!どうぞ!
はーい!
では、ここからは情報収集シーンになります。
そして侵食率上昇また忘れてましたね!!どうぞ!
1d10 → 9
oh...
朱音の血が騒いでいる
では侵食率を上げてもらって……基本的に1シーンにつき一人1回のみですが、今回はソロなので1シーンにつき2回まで調べてOKとしたいと思います!
2回調べて、他にも調べたかったら次のシーンに移って調べることになります。時間経過と、侵食率の上昇が発生します。
そして調べる対象、指定特技、難易度を示す形になりますが、この指定特技はあくまでGMが想定している調べ方での特技となりますので、PLから、別の調べ方を提案してもらえれば、それを考慮する場合もあります!RPしてもらったりするかもですが……!
了解です…!
では、今回の情報収集対象を記載しますので少々お待ちを
・葵衣について
指定特技:<情報:UGN> 難易度7
・謎の女性について
指定特技:<情報:UGN>or<情報:裏社会> 難易度8
現状は以上2点です!
分かりました…!
と、がんがん上がっていく寝食率に、ロイスの存在を思い出したのですが、現在出てきているNPCはあずまちゃんと?の人…かな、ロイスにすることは可能でしょうか?
可能ですよ~!その場合はネガポジの感情をとって、キャラシに記載しておいてください!
はーい!(リソース欲しい精神と、ちょうどいい感情を思いついたから取りたい精神)
是非是非…!!
追加させてもらいました(`・ω・´)7人枠、あと一人どこかで拾えたらいいな…!
おお…!あずまには 信頼/劣等感、?には感服/憎悪ですね!承知しました!
はい!個人的にしっくりはまりました!
良きです…!!よきよき!!
!(慌てて立ち上がり、こちらも会釈し)……あの、先生。葵衣……いったいどうしちゃったんですか?
あなたは……、彼のご友人ですか?
……はい。あたしが少しUGNの任務から離れてる間、ずっと一緒にいてくれた……ともだち。ずっと一緒にいたんです、でも突然こんな……ジャーム、とか言う奴じゃないよね……
……あぁ、もしかして、あなたが竜田朱音さんですね?
そ、そうです!はい……
やはり、そうですか……。なるほど……
と何か悩む様子。
……そうですね、何も知らないというのは、不安でしょう。少し待っていてください。先に検査を
は、はい
と場所を譲る感じ…? 『何も知らない』という言葉を再びつきつけられ、うつむいている……
ありがとうございます
と、彼は手早く葵衣の血液を採ったり、脈を診たり、他にも朱音にはよくわからない数値が並んでいる電子機器を難しい顔をしてにらみ、手元のカルテに記入していく。
そして一通り終わったところで、近くの丸椅子を進める。彼も近くの椅子に座った。葵衣が目を覚ます様子はない。
会釈して座り、心配そうに先生と葵衣くんを交互に見つめる……
……本当は、患者の情報をそう簡単にお教えするわけにはいかないのですが、状況が状況です。くれぐれも私から聞いたというのはご内密に
……はい
彼は書類の束の中から一枚の紙を取り出し、無言で朱音に手渡した。
朝霞葵衣についての情報を開示します。
どきどきする
■朝霞葵衣
今から約6年前、当時大きな心的ダメージを負っていた竜田朱音の護衛兼サポートをするという任務を受け、
彼女とともに学校に通い始めた少年。
約3年前、とあるジャームと交戦の末、Eロイス『予告された終焉』をその身に受けた。
本来エフェクトを使用しなければ、日常生活でほとんど上昇することはないはずの侵食率が
異常に高い数値を記録しており、このまま上昇すればあと1週間足らずで限界点を突破し、
ジャーム化は免れない。
継続的に治療を受けてはいたが、効果はなかった。
ジャーム化した際には、即座に『処分』されるよう、手配がされている。
以上です!
わーお……
ふふふ……
では一枚の書類を受けとり、その文面を辿る……「……ジャーム化、処分って……」と呟き
……知らないよこんなこと……3年前?何があったの?あたしの知らないところで何があったの!? どうして葵衣は!それを教えてくれなかったの!
と思わず書類をぐしゃっと……
ジャーム化がどんなものかは何となく覚えてる、でもそうならなければ葵衣は……死なない、そうよね? 解決策はあるのよね!?
と前のめりに医師に詰め寄る……
それは……。ないわけでは、ありません。おそらくはこのエフェクトを与えた者を倒せば……
……それは……
と女性の影がちらつき
(シーンに2つまで調査可能ということでしたが、これこのまま「予告された終焉についてを調査する流れな気がしてきました、せっかく医者さんいるし……)
私も医療的な面から解決策を探し続けていたのですが……力及ばず……
おっいいですよ!
同じく<情報:UGN>でそちらを引き続き聞き出します!
4dx+1>=7 調査!
→ 4[1,3,3,4]+1 → 5
→ 失敗
\(^o^)/
ふるわなかった……。ではちょうどその時、医者に連絡が入ってしまうのかもしれない。
動揺してしまった…
! すみません、次の診察があり……
医師は慌てた様子で席を立つ。
あ、まだ、聞きたいことがっ……
というも動揺で声に力が入らず……
力になれず、申し訳ない……。
医者は朱音に深く頭を下げ、病室を出ていってしまった。
伸ばした手は空を……
届かない……。
フレーバーとして暫く葵衣くんのベッド脇で泣いていよう……解決に向かうための策はほとんど得られなかった無力さ……
朱音ちゃん……
泣いてるあたしを慰めるの、君の役目だったじゃん。早く起きてくれなきゃ、困るし……
とひとしきり静かに泣いて……次の調査に移ります!折角だからあずまちゃん探して聞き取りしたいな……
おっ、そうだな……、それでは……