ENDING PHASE
ENDING PHASE
その後、冒険者たちの力を借りた総統選で、インフェストアントはこの辺りから一掃された。コントレーに新たな神官が着任し、正式な報酬として1000Gの報酬が支払われる。
「キミたちのおかげで町は救われた。ありがとう」
もう二度と、この町が蟻たちの脅威を受けることはないだろう。
エルムンのエンディング。父との再会はああいう結果になったが、果たすことができた。大変な冒険だったが、何か満ち足りたものがある。その日、雪が降り積もる中、あの日出会った仲間たちのことを思い出す。あれから数日が経ち、彼らとは別れた。──さあ、どうする?今は自宅にいる。新たな武器を手にしたキミはこれからどうする?
「そういえば父さんが言っていた……エリン観光サークルっていうのが気になるなぁ」
ふむ。では、彼らと出会いに、あらたな旅に出るかい?
こく。
父がかつて言っていたあのギルド。それは、別のものの手により結成され、各地をまわっているという。自分もまた、旅をするのもいいだろう。キミは新たな出会いを求め、旅立った!
ライフパスの目的:人探し→修行に変更します。
続いてフォシアのエンディング。
「お姉さま!」
キミの妹。ティタはアンネリカの伝手により、神殿から今回のコントレーでの功績を認められたことで、治療を受けることができた。 あの神官が言っていた1万Gというのは真っ赤な嘘だったが、大切な彼女を治療することはできた。結果オーライだろう。今、キミは静かな丘の上にいる。
「ティタ……本当に、良かった……」
「これから、私も一緒に冒険に連れていってほしいのですわ!」
ティタは病が治ったことで、それまで床に臥せていた影響からかかなり元気な子になっていた。
「え、えぇ……!? で、でも危ないよ……?」
「大丈夫ですの!」
と持ち前のうでっぷしを見せる。
「さあ、行きましょうお姉さま!」
と言って、丘から飛び立つ!!
「わ、わぁ……ティター! 待ってー!」ぱたぱたぱた。
続いてマーセイディズのエンディング。あれから既にひと月あまりが過ぎており、キミたちは再びこの町、コントレーを訪れていた。蟻との戦いで命を落としたガラドアはエルムンたちの活躍もあってその功績をたたえられ、町の英雄として、扱われるようになり、銅像が建てられることになった。
その遺骨を回収し立てられた墓。綺麗な霊園にあるその墓でキミたちは黙祷を捧げている。
「……」お祈りしてる。
「結局、ガラドアさんにはお礼の言葉を伝えることができなかったな……ガラドアさん、許してくれるかな?」
「……大丈夫ですよ、きっと届いてます」
「そう、かな。そう、だよね──ガラドアさん、あの時私を助けてくれて、ありがとう」
その頬には一筋の涙。空からは、雪が降り始めていた。
「あ──」
それを手にとり、呟く。
「綺麗……ねえ、マーセ。また、旅に出ない? 私、ちゃんとした冒険にでたい。今度は足手まといにならないから」
「はい……はい?」
「また、旅に出ようよ。マーセ。私、旅に出たい! 冒険の旅に!」
「……そうですね、行きますか……また素敵な仲間に出会いたいですしね?」
「うん!」
そうしてキミたちは新たな旅に出た。
締めはアンネリカのエンディングだ。キミは聖都ディアスロンドへ戻り、枢機卿へ報告をしている。今日はちゃんと起きていた。
「すっっっごく大変だったんですよ!」報告書提出。
「なんと、あの遺跡でそんなことが。アンネリカよ。今度のように、魔物に支配された神殿が他にあるかもしれぬ。どう思う?」
「(真面目な顔になって)とても許せることではありません。悲しみしか生まれませんから」
「そうであるな。そこでだ。わが名代として地方の神殿をまわって調査してもらえぬか?」
それは新たな旅の予感。ふと、ギルドを結成した仲間たちの顔が浮かんだ。
「わっかりました! お任せください!!」
それぞれが旅立つ。
その先で、新たな出会いが待つだろう。
別れもあるかもしれない。
それでも、キミたちは旅を続けるだろう。
何れまた、あの仲間たちに出会うかもしれない。
そのいくつもの大切な出会いを、絆を紡ぎ、キミたちは生きていく。
優しい、柔らかな雪が世界を純白に照らす。そんな冬ももうすぐ終わるだろう。
そうして芽吹きの春が来る。
さあ、旅立とう──
冒険の舞台がキミを待つ!
エリンに四季ちゃんとあるかは知らんが。シナリオクリアです! おめでとうございます!!
おつかれさまでしたー!
おつかれさまああああ。
おつかれさまでしたー!!
おつかれさまでした!!
シナリオ名「地底の王国」成長点+1人あたり19点!! 長時間、お疲れさまでした!!
密度すごかったね!
やばかった。
すごくよかったです!!(語彙力投げ捨て)
今までで一番長く一日でやり切ったんじゃないかな!
前後編で分かれた以外なら最長かしら。
エルムンここまで主人公ムーブするとは。
で、何本蟻の脚拾ったの(笑)。
33本。
多いな(笑)。
あれ33本だっけドロップ用に記述もれてるやつがあるな(蟻の脚を数える)。
蟻鍋かな? ごはんは蟻の脚どぞ! お疲れ様でーす!!
はーい!
は~いおつかれさまです!
おつかれさまでしたー!
アリはやだ(笑)。お疲れ様です!
お疲れさまでした!
『アリアンロッド2E・リプレイ アリアント』
第一話
「地底の王国」
─FIN─