ハイト

皆様、こんにちは!

ハイトです

ハイト

ついに『ハイトからの挑戦!』閲覧数2000突破しました!

本当にありがとうございます!

ハイトのママ

おめでとうハイト!

ハイトのパパ

おめでとう、よかったな!

ハイト、おめでとさん!

ハイト

ありがとうママ、パパ、にいにー!

ハイト

ん……

にいに…………?

よ、ハイト

久しぶりだな!

ハイト

にいにー!?

ハイト

にいにーだ!

にいにーがいる!?

ハイトのにいにー

自分の兄を見てそんな驚くなよ

久しぶりに会ったみたいになってんじゃん

ハイト

いやいや

3年ぶりだろうが!

ハイトのママ

改めて、ロウトもお帰りなさい!

ロウト(ハイトのにいにー)

うっす、ただま母さん!

ハイトのパパ

小説の方は上手くいっているのかい?

ロウト(ハイトのにいにー)

んー、まーボチボチかな?

のんびりやってるよ

ハイトのママ

パパ、ロウトも久しぶりに帰ってきて疲れてるだろうからお仕事の話は置いといて

今からみんなでご飯にしない?
急いで作ってくるから!

ハイトのパパ

お、いいねママ!

久々の一家団欒ですな、僕も手伝うよ

ハイトのママ

あら、じゃあお願いしようかしら








父と母は食事を準備するため、ハイトの部屋を後にした。











ハイト

まさか

にいにーが帰ってくるなんてね…

ロウト(ハイトのにいにー)

…………

ロウト(ハイトのにいにー)

なあ、ハイト

ハイト

ん?

なんだい、にいにー?

ロウト(ハイトのにいにー)

お前、最近交際してる女がいるだろ

ハイト

え、ええ?

ロウト(ハイトのにいにー)

とぼけるなよ

ほら、あの緑色の…………

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

あ、私?

ハイト

!?

ロウト(ハイトのにいにー)

!?

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

こんにちは、ハイトの夏休み②に出てきた女の子です!

ロウト(ハイトのにいにー)

…………

ハイト

い、いつからそこにいたんだ…?

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

えー、では早速質問にお答えしますね!

ロウト(ハイトのにいにー)

………………

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

私とハイトくんは、

付き合ってます

ハイト

嘘をつくな嘘を!!!

ハイト

あなたが一方的に婚約を迫ったり、勝手な好意を押し付けているだけでしょ!

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

はあ!?

『お前のことが好きだ』って最初に言ってくれたのはハイトくんでしょうが!!!

しかも何?

好意の押し付けってちょっと酷くない!?

ハイト

都合の良い過去の改ざんをしないでいただけるかな!

そんなことを言った覚えは一ミリもございませんし、押し付けなのは事実だと思います!!!

なんなら読者様に聞いてみましょうか???

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

な、なによなによ!

私のこと迷惑扱いしてさ!

ハイトくんは自分の置かれている状況を理解してるのかしら!?

ここで私と付き合っておかないと一生彼女なんて出来ないわよねーわかる?

こんな常識あるヒロインが殆ど登場しない作品の主人公やってて、ちょっとでも自分への好感度が高い女子がいたらとりあえず確保しとけばいいじゃないの違う!?

ロウト(ハイトのにいにー)

さらっと自分ディスり入ったな…

ハイト

で、でもでも…………

ロウト(ハイトのにいにー)

う、うるさい!

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

な、何よあんた

ハイトくんのお兄さんだか知らないけど、私達の夫婦喧嘩を邪魔しないでくれる?

ハイト

夫婦じゃないんだよな―

ロウト(ハイトのにいにー)

…………

ロウト(ハイトのにいにー)

一目惚れだったんだ……

ハイトの夏休み②に出てきた女の子

は?

ロウト(ハイトのにいにー)

みどりちゃん!!!

お、俺じゃ駄目か!?

ハイト

み、みどりちゃん……?

ハイト

なんか

そのままな名前だな…………

ロウト(ハイトのにいにー)

みどりちゃん!

キミの事が好きだ!!!

みどりちゃん

ミドリだけに無視ー

ハイト

微生物ばりのスルースキル!

お、面白いぞこれは

ロウト(ハイトのにいにー)

……

あれは俺が小学生の頃だ…………










































ハイト

ま、まさか

回想に入るのか………お前

ロウト(ハイトのにいにー)

当時、小学生だった俺は登校中に突然

う〇こが漏れそうになった

みどりちゃん

……

ロウト(ハイトのにいにー)

いや、気付いたときにはもう遅かったんだ……

ハイト

汚ねぇなおい!

ロウト(ハイトのにいにー)

正直俺は絶望した

早朝、時間が無くてトイレに行かなかった事を死ぬほど後悔したよ

ロウト(ハイトのにいにー)

だけど、そんな俺の前に一人の女神が舞い降りたんだ……

ハイト

それが『みどりちゃん』?

みどりちゃん

あ、思い出した!

私が当時ハマってた、コンビニの一番クジ『青春男子の下着シリーズ』を買った帰り道……

ハイト

青春男子の……何だって?

みどりちゃん

手に持っていたE賞の『黄ばみMAXブリーフパンツ』をずっと凝視してきた男の子が当時いたわ

いらなかったからあげちゃったけどね

ハイト

もう出会いの話はどうでもいいから

A賞だけ教えてくださいよ!

ロウト(ハイトのにいにー)

俺はその下着に救われたよ……

女神って本当にいるのだと思った

ロウト(ハイトのにいにー)

そして、同時に本気の恋をしたんだ!

その日以来ずっとキミを探し続けてきた

みどりちゃん

へーがんばったね

えらいえらい!

ロウト(ハイトのにいにー)

俺は……キミのためにプロの作家になった!

ハイト

えええまじかよ!

もうにいにーに憧れるのやめるわ

ロウト(ハイトのにいにー)

実は書いている小説に出てくるヒロインの『ブリーフ姫』はキミがモデルなんだ……

ハイト

貰ったからか! 

あの時ブリーフを!

みどりちゃん

ふ―――ん

ロウト(ハイトのにいにー)

だから……

だから…………

ハイト

……

みどりちゃん

……

ロウト(ハイトのにいにー)

ハイトじゃなくて

俺を選んで欲しいだ!!!!!

















ハイトVSロウト②へ
続く……






【番外編 閲覧数2000突破記念】 ハイトVSロウト

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