明日から夏休みだしみんなでどこかに遊びに行かないか?

遊びのグループのリーダーの橘光輝が遊びの提案を持ちかけてきた。
 グループの他の4人も特に反対しなかった

鬼灯村って所なんだが・・・行ってみないか?クッソ昔に村人一人に村人が大虐殺されてて未だに鬼の存在が信じられてる村があるらしいぜ

と晋也は光輝の好奇心を煽る。
 普段は冷静な光輝だが、好奇心旺盛な光輝がこんな衝撃的な事件に食いつかないわけがない

面白そうな村だな!よし、明日は5人全員で駅前に朝の10時に集合な!!

そして次の日、5人の内1人を除いて全員は駅前に集合していた。

うぉおおお!!遅刻じゃああ!!どけどけぇい!!俺様のお通りじゃあい!!

龍二が猛スピードで駅まで走ってきた。
 さすが化け物じみた体力を持っているだけのことはある。普通の人間なら1時間かかるところを10分で走ってきた

この馬鹿野郎が30分の遅刻だ。電車行っちまってんぞ

龍二は隼人にガミガミと説教されていた。
 龍二は馬の耳に念仏という感じで聞き流していた。
 すると有希が話しかけてきた。

まぁ龍二の分の切符は隼人がとって置いてくれたし、もうすぐ次の電車来るよ

なんだよ隼人!俺の切符とって置いてくれたんじゃん!やっさしー!

殺すぞ。さっさと電車に乗れ

んー鬼火村まで3時間か、けっこうあるな。
カード麻雀持ってきたけどやるか?
びっけが交代で

俺はもちろんやるぜ。麻雀やるからにはやっぱり金賭けようぜ

俺と麻雀で勝負なんかしていいのか?負けても恨むなよ?

まぁ・・・暇つぶしにはなるか

数時間後・・・

ロン!!そいつだ龍二!!

また俺の負けかよ!!やってらんねーよ!!
テメー!!イカサマしてんじゃねーのか!!

電車の車内で遊んでいると電車が目的地に到着した。
 

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